トラブルシューティング
(前ページから続く)
機器挿入時に過度の抵抗感がある
原因
ストレートスコープに機器を挿入する際に過度の抵抗感が
ある場合、スコープの作業チャネルが損傷しているか、障
害物がある可能性があります。
HeliX Tackを後退させることができない
原因
後退前に、一番深い場所まで HeliX Tack がすでに前進して
いる。組織に HeliX Tack を完全に押し込む前に、 HeliX Tack
を部分的に設置して、設置確認をするよう推奨します。
縫合のねじれ
原因
HeliX Tack のベアリングアイレットが前進しすぎたため、
Helix 上で回転できない。
縫合糸の破損
原因
鉗子栓キャップ付近で縫合糸が切れて、シンチ装填のため
に回収できない。
解決策
作業チャネルを洗浄するか、別のスコープを使用してください。
解決策
スコープから介助者まで、カテーテルがまっすぐになっていることを確認します。
カテーテルを引き戻し、後退を試みます。ただし、ドライバーが外れないように注意してください。うまく引き
戻すことができない場合は、カテーテルを前方に押し出します。
フィンガースライダーを「 R 」の位置に移動します。
X-Tack ハンドル全体を介助者の手のひらに載せます。
親指と人差し指でフィンガースライダーを 「 R 」の位置で固定して、フィンガースライダーが回転中に前進しな
いことを確認しながら、 X-Tack ハンドルを反時計回りに回転させます。
HeliX Tack を後退させることができない場合は、 HeliX Tack を降下させ、 HeliX Tack の設置の仕方を変えて縫合
パターンを調整します。
解決策
X-Tack ドライバーとスコープを動かして、縫合糸のねじれをほどきます(露出したドライバーで周囲の組織を
傷つけないように注意してください) 。
縫合糸のねじれをほどくことができない場合は、 HeliX Tack を配置し、 HeliX Tack の設置の仕方を変えて縫合パ
ターンを調整します。
解決策
スコープライナーを取り外し、スコープを患者から離します。可能であれば、縫合糸の末端にアクセスし、標準
的な手技に従ってシンチを装填します。
スコープを患者に挿入し、シンチをスコープの外側に沿って縫合部位まで前進させます。可視化環境で直接、
締め上げのプロセスを完了します。
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