17 「クリーニングと保守」の章の「予防保守」の項に記載の「アクセサリのクリーニング、消毒、および破損がないかど
うかの点検」にある警告事項を次のように変更します。
警告:ひび割れ、裂け目、切れ目、溝があると、標準のクリーニング手順が妨げられ、患者やスタッフが危険にさらさ
れるおそれがあります。使用前には必ず、アクセサリとパッケージに破損がないか、注意深く点検してください。アク
セサリに破損の兆候が見られる場合は、直ちに使用を中止してください。
18 「クリーニングと保守」の章の「予防保守」の項に記載の「アクセサリのクリーニング、消毒、および破損がないかど
うかの点検」に次の注意事項を追加します。
注意:液体の侵入を防ぐため、自動洗浄機を使用してのアクセサリのクリーニングは控えてください。
19 「クリーニングと保守」の章の「予防保守」の項に次の項目を追加します。
アクセサリのクリーニングおよび消毒
本項は、全てのリユーザブルの SpO
アクセサリについては、使用前および患者への使用ごとにクリーニングと消毒を行ってください。
•注意:アクセサリを水没させたり、液体に浸漬しないでください。また、液体や汚れがアクセサリに侵入しないよう
にしてください。アクセサリが破損するおそれがあります。アクセサリはモニタリング機器に取り付けたままの状態
で作業を行います。
•注意:SpO
クリップ、ECG ケーブル、NBP カフおよびチューブのクリーニングと消毒は、ここに示す手順に従って
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実行してください。これを怠ると、危険な化学物質によって皮膚反応が惹起されたり、不適切な消毒によって感染が
生じるおそれがあります。
クリーニング / 消毒に必要なもの:
• 製造業者の指示に基づいて調合した酵素洗
浄剤
• 脱イオン水
手順:
1. アクセサリを点検します。破損や損傷がある場合は廃棄してください。破損や損傷がない場合は、次の手順に進み
ます。
2. アクセサリは、システム構成装置に接続したままで作業します。糸くずの出ない布を脱イオン水で滴らない程度に
湿らせて、過剰な汚れを拭き取ります。
3. 別の糸くずの出ない布を調合した酵素洗浄液で湿らせます。
4. アクセサリを軽く拭いてクリーニングします。目に見える汚れが全て取り除かれたことを確認してください。
5. 綿棒またはブラシを使って継ぎ目や細かい部分をクリーニングして、手順 3 と手順 4 を繰り返します。
6. 清潔な糸くずの出ない布または綿棒を脱イオン水で滴らない程度に湿らせて、洗浄液の残留物を拭き取ります。
7. 汚れがないか点検します。表面に目視で確認できる汚れがなくなるまで、手順 3 ~手順 6 を繰り返します。
8. 完全に乾燥させます。
9. 糸くずの出ない布をアルコールで湿らせて、アクセサリの表面全体を丁寧に濡らします。
10. 12 分間濡れた状態を保ちます。
11. 自然乾燥させます。
12. アクセサリを点検します。アクセサリに液体が侵入した場合、破損や損傷がある場合、または目視で汚れが認めら
れる場合は、アクセサリを廃棄してください。
20 「クリーニングと保守」の章の「予防保守」の項に記載の「アクセサリのクリーニング、消毒、および破損がないかど
うかの点検」の項に、次のトピックを追加します。
ユニバーサルゲーティングインタフェースのクリーニングおよび消毒
注意:本機器を水没させたり、液体に浸漬しないでください。機器が破損するおそれがあります。
ユニバーサルゲーティングインタフェースは、MR 検査室内の環境表面に適用される院内の清掃および消毒に関する指
針に準じてクリーニングしてください。
Expression MR200 MRI 対応生体情報モニタリングシステム、ユーザーズガイド補足
クリップ、ECG ケーブル、NBP カフおよびチューブに適用されます。これらの
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• イソプロピルアルコール(70%)
• 糸くずの出ない布
• 毛先の柔らかいブラシまたは綿棒
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