使用の適応
ECG ケーブルは、MR 検査中に心電図(ECG)の連続モニタリングや心電同期が必要とされる場合に、ECG 電極およ
び Wireless ECG モジュールと併せて使用することを目的としています。
ECG 電極は、MR 検査中に心電図(ECG)の連続モニタリングや心電同期が必要とされる場合に、ECG ケーブルおよ
び Wireless ECG モジュールと併せて使用することを目的としています。
9 「ECG モニタリング」の章の「wECG モジュールとリードケーブル」の項に記載の文言を次のように変更します。
wECG モジュールおよびリードケーブルは、ECG の連続モニタリングや心電同期が必要な患者に対して使用すること
を目的としています。wECG モジュールおよびリードケーブルは、MR システムのボア内で使用できます。ただし、画
像のアーチファクトを防止するため、MR 検査の撮像視野(FOV)から 14 cm 以上外側に配置してください。
10 「ECG モニタリング」の章の「リードケーブルの接続」の項に記載の文言を次のように変更します。
手順 1 に記載の注意事項を次のように変更します。
リードケーブルまたはリードのクリップの取り付け / 取り外しを行う場合は、コネクタまたはクリップのみを持って行
い、リードを引っ張ったり、リードに無理な力を加えたりしないでください。これを怠ると、破損するおそれがありま
す。
手順 3 に記載の文言を次のように変更します。
モジュールは、撮像視野から 14 cm 以上外側、かつ「wECG モジュールとリードケーブルをスキャン用に配置する」
の 2 つの図のどちらかの位置で配置します。
11 「ECG モニタリング」の章の「wECG モジュールとリードケーブルをスキャン用に配置する」の項に記載の文言を次の
ように変更します。
wECG モジュールは、MR システムのボア内で使用できます。ただし、MR 検査の撮像視野から 14 cm 以上外側に配置
してください。
注記:条件の厳しいスキャンシーケンス(PNS(末梢神経刺激)レベルが 80% 超)では特に、次の指示に従って
wECG モジュールの最適性能を維持するようにしてください。
1. ボアのアイソセンタにできるだけ近い位置で(実行するスキャンを考慮して)患者の身体の上または側にモジュー
ルを置きます。
2. 無線測定モジュールは撮像視野から 14 cm 以上外側に配置してください。
3. できるだけボアの開口部の近くにモジュールを配置します(モジュールをボアの外に配置できる場合は、ボアのア
イソセンタでのポジショニングは不要です) 。
4. モジュールは、MR の振動を抑制するクッション性のある面に置いてください。
上記と同じ項に次の警告を追加します。
警告:wECG モジュールは MR 検査の撮像視野から 14 cm 以上外側に配置してください。wECG モジュールが撮像視野
に近づきすぎると、MR 画像に静磁場(B0)の影響によるアーチファクトが生じ、誤診につながるおそれがあります。
12 「SpO2 モニタリング」の章に、次の項を追加します。
使用目的
MRI 対応生体情報モニタリングシステムの使用には、互換性のある SpO
です。
MRI 対応生体情報モニタリングシステムは、MR 検査中の患者のバイタルサインをモニタリングし、ゲーティング信号
を出力して MRI スキャナを同期させることを目的としています。MRI 対応生体情報モニタリングシステムは、有資格
の医療従事者による使用を目的としています。
Expression MR200 MRI 対応生体情報モニタリングシステム、ユーザーズガイド補足
クリップまたは SpO
グリップの接続が必要
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