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注：ペーパーフィルターは蒸気滅菌とEO滅菌でのみ使用します。H2O2、STERRAD、
STERIZONE、V-Pro滅菌には必ず不織ポリプロピレン製フィルターを使用してください。不
織ポリプロピレン製フィルターは予備真空蒸気滅菌とEO滅菌にも使用できます。
注：複雑な器具の滅菌処理については、器具の製造メーカーによる指示に従ってください
。非吸収性素材のトレイライナーを使用すると凝結物が貯留することがあります。滅菌時
に横向きに配置できないため、密封容器内ではピールポーチを使用しないでください。
1. 容器の大きさに応じて適切な寸法のバスケットまたはトレイを選択します。
2. 病院指定の手順に従い、バスケットに洗浄済みの器具を配置します。装置メーカーが提
供する推奨事項を確認してください。
注：デリケートな器具類の整理や保護には、MediTray®仕切りやブラケット、支柱のご利用
を推奨します。準備したバスケットをSteriTite® 容器の本体に配置します。器具類が上に突
き出ないよう、バスケットに入れる際には注意してください。
3. 内容物が約2.5cmの隙間（蓋から1.3cm、容器本体から1.3cm）を空けて正しく収まるよ
うに容器のサイズを選択します。Case Medicalでは、SteriTite® 容
器システムの容器内での積み重ねの検証を完了しています。
4. 器具バスケットの対角にプロセスインジケータまたはインテ
グレータを置きます。
注：インジケータは滅菌剤の浸透が最も少なさそうなところに
置きます。フィルターから離れた容器の隅や蓋の下側はエアポ
ケットが発生しやすくなります。
5. 蓋を、容器本体の上に配置します。本体の端が、刃物の刃の
ように蓋の溝にぴったり接合します。
6. ラッチを閉じて、蓋を容器本体に固定します。ラッチの上部
が蓋の突起部に合致します。ラッチの下部をロックホルダーに
押し込みます。固定されるとクリックを感じます。
7. 該当する金属製のIDタグを、容器ラッチの両端にあるラベル
ホルダーのどちらかに挿入します。右側のラベルホルダーはCase
Medical, Inc.®の装填カードも収容できるようになっています。
H2O2滅菌では、透明のIDタグのみを使用できます。
8. ロックホルダーにSteriTite®不正開封防止シールのガイドを通
して固定します。これを両方のラッチで行います。蒸気とガス
用に青色と赤色の不正開封防止シールが提供されています。
H2O2/STERRAD滅菌には、白色の不正開封防止シールのご使用を
お勧めします。
注意：承認されていない不正開封防止シールを使用すると、ロ
ッククリップが破損する恐れがあります。
9. 外部インジケータまたは装填カードはこの時点で容器に取り
付けます。Case Medicalでは蒸気滅菌とEO滅菌用の外部インジケ
ータならびにH2O2滅菌、ガスプラズマ滅菌用外部インジケータ
を提供しています。
10. SteriTite容器は滅菌後乾燥する設計となっています。そのた
め、SteriTite® 容器での吸収性ライナーの使用は推奨されません
。
SteriTite® 滅菌処理
1. SteriTite®容器を滅菌カートの棚に平らに配置します。必要に
応じ、オートクレーブ内に容器を最大3個まで積み重ねて処理す
ることができます。
2. 混載装填で滅菌する場合は、容器をラップ包装品やリネン品
の下に置きます。
Copyright 2020 Case Medical, Inc.®
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IFU-CASETRANS Rev. 004A
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本
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