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推奨洗浄剤：医療機器ならびに滅菌容器の洗浄にはCase Solutions® やSuperNova®（多酵素洗
浄剤）が適しています。また、Penta Wipesなどの酵素系ディスポーザブルタオルも容器コ
ンポーネントの除染に使えます。除染後は流水で洗浄剤をよく洗い流してから、各コンポ
ーネントを完全に乾燥させます。アルコール系のワイプを使うと乾燥を早めることができ
ます。Case Solutions® とSuperNova® の洗浄剤ならびに器具潤滑剤は米国EPA Safer Choice（セ
ーファーチョイス）の認定を受けています。
自動洗浄：
SteriTite® 容器は、pH中性洗剤または酵素系洗浄剤を使用して自
動洗浄機またはカート洗浄機で洗浄できます。なお洗剤は推奨
されている用量を守ってください。自動洗浄機を使用する場合
は、洗浄中部品が動き回らないように全部しっかりと固定して
ください。容器のラッチやハンドルは外に突き出ないよう、そ
れぞれ内側に折りたたむかラック内に収納してください。ウォ
ッシャー／ディスインフェクターの器具自動洗浄サイクルとカート洗浄機の容器洗浄サイ
クルを使用します。必ず上記洗浄手順に従い、十分なすすぎを行って残留洗浄剤を完全に
洗い流してください。
注意：アルカリ性洗浄剤や酸中和剤、スクラッチパッドは使用しないでください。苛性洗
浄剤を使うと、容器の陽極酸化されたアルミニウム表面が酸化し、変色と腐食を引き起こ
します。
SteriTite® 使用前の点検
使用後は毎回必ず、推奨される点検基準を用いて点検を実施してください（使用する洗浄
剤や装置により条件が異なることがあるため）。
1. 毎回の滅菌処理前にすべての部品を目視検査してください。
ガスケットが正しく固定され、磨耗や損傷がないことを確認し
ます。ラッチが正しく機能することを確認します。ケースと蓋
に、密封を妨げる恐れのある凹みなどがないことを確認します
。容器のアルミニウム表面に目立った腐食や損傷がないことを
確認します。フィルター保持プレートまたはバルブプレートが
しっかりと固定されていることを確認します。
2. 蓋とフィルター保持プレートのガスケットが割れたり裂けたりせずに柔軟であること、
それらがすべて正しくしっかりと固定されていることを確認してください。
3. それぞれの保持プレートが平坦で、外周に反りや凹みがないことを確認します。それぞ
れのベント穴を覆うフィルターの存在を確認します。保持プレートの中央を押し下げると
、保持プレートがラッチでしっかり固定されることを確認します。保持プレートが適切に
ロックされていないと、フィルターと保持プレートが容器内の器具類の上に落下して破損
の生じる恐れがあります。
注：円形の保持プレートでは、フィルターが定位置にある際に多少回転しますが、これは
問題ありません。
4. 蓋と容器本体の位置決めピン、およびSteriTite®容器の前面にあるラベルホルダーに緩み
がないことを確認します。
5. UDIダイレクトマークが判読できなくなった場合、その製品は耐用年数の終わりに達し
ているため、使用を中止する必要があります。
SteriTite® 組立手順
SteriTite® 容器には、微生物の侵入を防ぐディスポーザブルフィ
ルターとフィルター保持プレートを取り付ける必要があります
。ベント穴付きの容器の場合、SteriTite®容器の蓋と本体のベン
日
ト穴に適切なフィルターを取り付け、その上からフィルター保
本
持プレートを取り付けます。フィルター保持プレートの中央（
図参照）を押し下げて固定し、ハンドルを反時計回りに回して
語
閉じます。
Copyright 2020 Case Medical, Inc.®
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IFU-CASETRANS Rev. 004A
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