4.
安全な取り扱い
4.1
ブレーキテスターとテストレーン
4.1.1
一般的な安全上の注意事項
¶
すべての安全上の注意事項および危険に関する注意事項を遵
守し、読み取れる状態を保ってください。
¶
取扱説明書と安全上の注意事項は、作業現場で速やかに参照
できるように保管してください。
¶
安全上の問題となりうる故障には即座に対処してください。
¶
オペレータは、表示機能が操作中に表示されていることを確認し
てください。
4.1.2
不使用
¶
ブレーキテスターやテストレーン上に車両を放置しないでください。
¶
ブレーキテスターまたはテストレーンがワークショップ内の経路または
公共のアクセスが可能な場所に置かれている場合、使用していな
い時はブレーキテスターまたはテストレーンをフェンスで囲うか、また
はカバーする必要があります。
4.2
ブレーキテスター
4.2.1
安全装置
¶
車両がブレーキテスト中にローラーセットから離れる場合、あるいは
センシングローラーが上に動く場合、駆動ローラーは自動的にオフ
になります。
¶
制動力がホイールとテストローラーの間の摩擦力よりも大きくなる場
合には、ホイールがスリップし始めます (ブロック)。それから、テストレ
ーン制御は駆動ローラーを自動的にオフに切り替えます。
i
ローラー速度とホイール速度間の差異が大きすぎる場合 (25 %
以上)、制動力だけでなくホイールとテストローラー間の摩擦力も
測定されません。この測定結果はブレーキ点検に使用することは
できません。スリップ 監視によって、タイヤの損傷を防ぐことができ
ます。
¶
ブレーキテストの実施なしで駆動ローラーが60秒以上作動する場
合は、 テストレーン制御が駆動ローラーを自動的にオフに切り替
えます。
Robert Bosch GmbH
安全な取り扱い | Brake Test Equipment | 429
4.2.2
点検前
¶
必要なすべての構成設定やセンサーのキャリブレーションはサービス
技術者が行ってください。
¶
安全装置は、初回使用前に少なくとも2年毎に専門家によって
定期的に点検される必要があります (定期点検)。
¶
使用目的を確認してください。
¶
ピットの縁は、警告ストライプ (DIN 4844) でマークすることによ
り、恒久的にいつでも認識することができます。
¶
指定のテスト負荷を超えないようにしてください (製品説明を参
照)。
テストローラー領域で負傷の危険があります!
安全対策:
¶
操作の前、テストレーンに車両が駐車してないことを確認してくだ
さい。
¶
メインスイッチでブレーキテスターやテストレーンをオンに切り替える
前に、ローラーセット領域に誰もいないことを確認してください。
ja
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2017-04-28