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EDELRID VERTIC TRIPLE LOCK II Bedienungsanleitung Seite 178

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節が簡単で、落下後の安静位をより垂直にする
ことができますが、FBHの伸縮は増加する場合
があります。
11.胸骨部
しかるべき責任者により、背面固定装具がその
用途に不適切であると判断された場合、かつ、
足着地以外の墜落の危険性がない場合には、墜
落防止用固定装具としての背面固定装具に代わ
る手段として、胸骨部固定装具を使用できま
す。胸骨部固定装具の使用が許容される実際の
用途としては、誘導式墜落防止装置が付いた梯
子昇降、頭上に自己収納式墜落防止用命綱の付
いた梯子昇降、ワークポジショニング、ロープ
アクセスなどがありますが、これらに限るもの
ではありません。胸骨部固定装具は、移動の制
限や救出にも使用できます。墜落時に胸骨部固
定装具により支持された場合、フルハーネス型
安全帯は着用者および大腿部回りを支持してい
る肩ベルトを通して荷重の方向を変えます。胸
骨部固定装具で着用者を支持することにより、
落下後の姿勢は座位または抱きかかえられた形
になり、重心は大腿部、臀部、腰背部に集中し
ます。ワークポジショニング時に胸骨部固定装
具で着用者を支持すると、ほぼ直立姿勢となり
ます。墜落防止用に胸骨部固定装具を使用した
場合、用途を評価するしかるべき責任者は、墜
落が足着地以外の形でしか発生しないよう、措
置を講じる必要があります。これには、許容可
能な自由落下距離の制限も含まれます。調節式
胸ベルトに組み込む胸骨部固定装具により、落
下時、押出時、懸垂時に胸ベルトが上方向にず
れ、着用者を窒息させる可能性があります。そ
うした使用用途については、しかるべき責任者
は固定式の胸骨部固定装具の付いたフルハーネ
ス型安全帯を検討する必要があります。
12.正面
正面固定装具は誘導型墜落防止用保護具の梯子
昇降用連結器具(足着地以外の墜落の可能性が
ないことが条件)として機能し、またはワーク
ポジショニングにも使用できます。正面固定装
具で着用者を支持することにより、落下後また
はワークポジショニング時に上部胴体は直立
し、重心は大腿部と臀部に集中します。正面固
定装具で支持した場合、フルハーネス型安全帯
の設計では、骨盤部の補助ベルトにより荷重が
直接、大腿部回りと臀部下に分散されます。墜
落防止用に正面固定装具を使用した場合、用途
を評価するしかるべき責任者は、墜落が足着地
以外の形でしか発生しないよう、措置を講じる
必要があります。これには、許容可能な自由落
下距離の制限も含まれます。
13.肩
肩固定装具は2個1組で使用するものとし、救出
および侵入/回収用に使用できる装具です。肩固
定具装具は墜落防止用には使用できません。肩
固定具装具はフルハーネス型安全帯の肩ベルト
を分離させておくためのスプレッダーを組み込
んだヨークと連携させて使用することが推奨さ
れます。
14.腰背部
腰背部固定装具は移動制限のためにのみ、使用
するものとします。腰背部固定装具は墜落防止
用には使用できません。いかなる状況下におい
ても、腰背部固定装具を移動制限以外の目的で
使用することはなりません。腰背部固定装具
は、着用者の腰部を介した最小荷重に対しての
み使用できます。
15.臀部
臀部固定装具は2個1組で使用するものとし、ま
た、ワークポジショニングにのみ使用するもの
とします。臀部固定装具は墜落防止用には使用
できません。臀部固定装具はたいてい、庭師、
電柱作業員、鉄筋作業や壁面作業を行う建設作
業員のワークポジショニングに使用されます。
使用していない墜落防止用ランヤードの端部を
収納するために臀部固定装具(またはフルハー
ネス型安全帯のその他の剛性部材)を使用する
場合は注意が必要です。つまずく危険がある場
合、また複数の端部を持つランヤードの場合
は、フルハーネス型安全帯とその装着者に逆荷
重がかかる可能性があるためです。
16.サスペンションシート
サスペンションシート固定装具は2個1組で使用
するものとし、また、ワークポジショニングに

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