JAP
EN 361、EN 813、EN 358、ANSI Z359.11準拠
のVERTIC TRIPLE LOCK II
ご使用上の注意
本製品は個人用保護具の一部を構成するもので
あり、使用人数は1名に設定されています。本取
扱説明書には重要な情報が記載されています。
本製品の使用にあたっては、必ず事前に本書を
読み、その内容を理解する必要があります。本
書は再販売者(代理店)が日本語でユーザーに
提供するものとします。本書は製品の使用期間
を通じて、製品と一緒に保管する義務がありま
す。以下の使用に関する注意事項は、本製品を
適切かつ効果的に使用するために重要なもので
す。しかし、本書に記載された情報は登山、ロ
ッククライミング、高所や地下深部での作業に
伴う危険に関する経験や知識、自己責任を置き
換えるものではなく、当該リスクについて個人
を免責するものではありません。本製品の使用
は、訓練を受けた経験豊富な個人に対しての
み、または必要とされる適切な指導と監督のも
とでのみ許可されます。身体的または精神的な
健康が優れないときに本製品を使用すると、緊
急時であるないにかかわらず安全リスクがある
ことに、使用者はご留意ください。注意:本取
扱説明書の注意事項に従わない場合、致死事故
を招く可能性があります。
安全上のご注意
登山、ロッククライミング、高所や地下深部に
おける作業には、外部の影響から生じる、多く
の場合にそれとは分からないリスクと危険が伴
います。誤った使用や不注意により、重大な事
故や負傷、さらには致死事故を招く可能性があ
ります。本製品を他の部品と組み合わせて使用
すると、相互作用により使用上の安全性が損な
われる危険があります。高所からの落下の防止
にお使いになる場合は、必ずCEマーク付きの個
人用保護具(PPE)の部品と組み合わせて使用
してください。本製品の純正部品が改造または
取り外された場合、これにより安全性能が損な
われることがあります。製造者が書面で推奨す
る以外の方法で改造することや、追加部品の取
付けのために変更することを禁じます。ご使用
になる前に、製品やベルトバックルに損傷がな
いかどうかを確認してください。製品が使用可
能な状態にあり、装備が正しく機能することを
確認してください。使用上の安全性が僅かでも
疑われる場合には、直ちに製品を廃棄してくだ
さい。製品の誤用や用途外の使用による損害に
対しては、製造者はいかなる責任も負いませ
ん。いかなる場合においても、使用者または責
任者が責任及びリスクを負うものとします。本
製品の使用に際して、当該国の法規も遵守する
ことを当社は推奨します。PPE製品は個人保護
具としてのみ承認されています。
本製品の特性に関するデータ、図の凡例
PPEで受け止められる落下者の安全を迅速、確
実、効果的に確保できるように、ユーザーは装
備の使用前に救助コンセプトを策定する必要が
あります。ベルトを装着したまま不動で吊り下
がっていると、重傷や致死事故につながる危険
があります(サスペンショントラウマ)。スト
ラップの端はすべてゴムストラップの下に入れ
込み、しっかりと固定します。ストラップの余
った部分は、内側に折りたたむことができま
す。可動機械、感電の危険源、鋭いエッジ、ま
たは粗い面、日射の影響(紫外線放射)近くで
の作業には、特に注意が必要です。
取付位置
自由落下のリスクならびに墜落時の落下距離を
最小限に抑えるために、アンカー位置または取
付位置を適切に選び、実施する作業の方法を選
ぶことが安全上、重要になります。
高負荷と振り子状態の墜落を防ぐために、安全
確保のための取付位置はできるだけ垂直方向に
設け、安全確保の対象となる個人よりも上に来
るようにします。取付位置と安全確保対象者を
つなぐランヤード/アンカーは、決してたわま
ないように保ちます。ロープが緩まないように
し ま す 。 取 付 位 置 の 選 択 や 設 定 に あ た っ て
は、PPEに接続したときに強度の低下を招かな