Ossur DIRECT SOCKET TF Gebrauchsanweisung Seite 140

ライナーの検査
1. ライナーのシリコン層に汚れや亀裂がないかどうかを目視で確認します。
2. シリコン層に亀裂がある場合は、ライナーを廃棄します。
3. 汚れがある場合は、手作業による洗浄と消毒をもう一度行います（上記を参照） 。
警告：
診断上開放創のある切断者で以下のような MRSA 菌や類似のスーパー耐性菌を持つ切断者の使用したキャスティングライ
ナーは、廃棄してください。
• 肺炎レンサ球菌（S. pneumoniae）
• クロストリジウム・ディフィシレ菌（C. diff.）
• カンピロバクター
• 淋菌（gonorrhea）
• サルモネラ
• メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）
警告：
切断された肢に開放創がある患者の場合、汚染を防ぐためキャスティングライナーを装着する前に全開放創を覆う必要が
あります。 厚い包帯は、ソケットの適合に影響を与える可能性があります。
注意：ライナーがガラス、バサルト、カーボン繊維、またはその他の異物に接触しないようにしてください。 そうした物
質はシリコーン樹脂に入り込み、皮膚に悪影響を与える恐れがあります。 洗浄だけでは問題を解決できないこともありま
す。
注意：キャスティングライナーはキャスティングのみを目的としています。日常のライナーとして使用しないでください。
Direct Socket ツールキット
Direct Socket ツールキットには次の部品が含まれています。 一部は個別に販売されています。
• Icecast Pump
• Icecast Bladder
• 樹脂注入ツール（ 200 mL および 400 mL）
• 遠位アタッチメントツール
• テープリングキット（標準および大型）
• ランヤードコード
• リリーフパッド EVA
• シートストラップ
• ブリムテープ
注：Icecast Bladder は、特に膨張して裏返しになっている場合に、穴が空きやすくなります。 はさみ、ナイフ、硬化ブレ
イドなどの鋭利な物を不適切に取り扱うことで、容易に損傷する恐れがあります。 爪も、着脱中に損傷の原因となる場合
があります。 Icecast Bladder を使用していないときは裏返しになっていないことを確認し、損傷のリスクを最小限に抑え
てください。
注：Icecast Bladder は、湿らせた布に刺激の少ない石鹸を付けて拭いてください。
重大な事故を報告する
ヨーロッパに居住する装着者および / または患者への重要な通知：
装着者および / または患者は、デバイスに関連して発生した重大な事故を、製造者、ならびに装着者および / または患者
が居住する加盟国の管轄当局に報告する必要があります。
廃棄
本デバイスや包装材を廃棄する際は必ず、それぞれの地域や国の環境規制に従ってください。
免責
Össur は、以下に対して責任を負いません。
• デバイスが本取扱説明書の指示に従って保守点検されていない場合。
• デバイスが他メーカーのコンポーネントを含めて組み立てられている場合。
• デバイスが推奨される使用条件、適用または環境以外で使用されている場合。
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