Ossur DIRECT SOCKET TF Gebrauchsanweisung Seite 137

3. ブリムテープを使用してブリムの近位端をシリコーン樹脂製隔離シートに取り付けます。 これにより、ブリムの下
に樹脂が流れないようになります（図 12 ） 。
Icelock Expulsion Valve 552 を使用する場合は、以下に従ってください。
1. ダミーの裏側に、両面粘着テープを貼ります。
2. ダミーを残存肢のシリコーン樹脂製隔離シートに貼り付けます（図 13 ） 。
注：Icelock 544 Plate Unity を代わりに使用する場合は、Icelock 544 Direct Socket アダプタープレートを使用する必要があ
ります。
シリコーン樹脂製隔離キャップの取り付け
1. はさみを使って、シリコーン樹脂製隔離シートの不要な部分を切り取ります（図 14 ） 。 隔離シートの端がキャスティ
ングライナー遠位部の少し上にあることを確認してください。
2. キャスティングライナーの遠位部にシリコーン樹脂製隔離キャップをかぶせます（図 15 ） 。
繊維ブレイドを遠位アタッチメントに取り付けます。
1. 小型または中型の遠位アタッチメントを備えた繊維ブレイド（図 16 ） ：
注入チャネルを前方（ 1 時の方向）に配置します。 これにより、樹脂の流れが改善します。
• 大型遠位アタッチメント付き繊維ブレイド：
アタッチメントのオフセットの方向によって注入チャネルの位置が決まります。
• 注入チャネルが前方に配置されていない場合は、樹脂を均等に分散させるように注意を払ってください。
2. 遠位アタッチメントナットを遠位アタッチメントピンに回し入れ、手でしっかりと締めます。
注：残存肢と遠位コネクターの間に繊維ブレイドが挟まれていないことを確認してください。
3. 繊維ブレイドの 1 層目をシリコーン樹脂製隔離シートの上まで引き上げます。 繊維ブレイドの 2 層目を 1 層目の上
に引き上げます。 すべての層に対して同じ作業を行います。
4. 繊維ブレイドに折り目やしわがないか確認します。 必要に応じて繊維ブレイドの折り目やしわを伸ばしてください。
5. 予想されるトリムラインの 25 mm 上に切断ラインの印を付けます（図 17 ） 。
6. 遠位アタッチメント付き繊維ブレイドを取り外します。
7. 繊維ブレイドをはさみで切断ラインに沿って切断します。 予想されるトリムラインに沿って切断しないでください。
8. もう一度組み立てます。 手順 1 ～ 4 を繰り返します。
シリコーン樹脂製隔離シート、 2 層目
シートアプリケーターを使用して、 2 番目に長いシリコーン樹脂製隔離シートを繊維ブレイドに巻き付けます（図 18 ） 。
注：織物層を外側にする必要があります。 外側でない場合は、Direct Socket をシリコーン樹脂製隔離シートで樹脂注型し
てしまいます。
O リング
1. 大型の O リングを用意し、遠位コネクタの上端に取り付けます（図 19 ） 。
注：小さな遠位アタッチメントを使用する場合は、大きな O リングを適用しないでください。
2. 小型の O リングを用意し、テーピングリングの溝にはめ込みます（図 20 ） 。
注意：O リングの間にしわや空気がないことを確認してください。 しわや空気が樹脂の漏れを引き起こす恐れがあ
ります。
3. O リングの上にテープを巻き、シリコーン樹脂製隔離シートの 2 層目を遠位コネクタとテーピングリングに固定し
ます（図 21 ） 。
注：小さな遠位アタッチメントを使用する場合は、遠位コネクタの上にテープを貼らないでください。
注：近位の O リングより上にテープを貼らないでください。 近位の O リングより上にテープを貼ると、樹脂の流れ
を止める恐れがあります。 樹脂が流れず、繊維ブレイドに染み込まないと、使用可能なソケットをキャスティング
することができません。
4. テーピングリングの下にある、シリコーン樹脂製隔離シートの不要な部分をはさみで切り取ります（図 22 ） 。
5. シリコーン樹脂製隔離シートの第 1 層と第 2 層の間の横方向の近位端に空気抜チューブを配置します。 （図 23 ） 。 こ
れにより、樹脂注入中に空気を抜くことができます。 シリコーン樹脂製隔離シートの両方の層は、断端と繊維ブレ
イドを完全に覆う必要があります。
キャスティング
樹脂注入ツールの準備
1. 作業場所と床を保護シートで覆います。
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