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患者の日常生活における注意 - Sophysa POLARIS SPV-140 Gebrauchsanweisung

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中心から2
以上離れているか、 バルブに対して傾
MM
いている場合には、 圧が正しく読み取られなくなるか
ローターのロックが完全に解除されなくなり、 ロータ
ーが回転できなくなって圧が変化する可能性があり
ます。
図26a
図26b
しかし、 調整が難しい原因はほかにもあります。
-
術後浮腫などによりバルブの上の皮下組織が厚すぎる
(8mmを超える)場合や、 血腫または瘢痕組織が認めら
れる場合には、 バルブの位置を正確に特定することが
できないため、 圧調整において合併症をきたすおそれ
があります。
-
バルブ内に破片や付着物がみられる場合にも通常の手
順での調整が困難になることがあります。
その場合はバルブの調整を容易にするためX線透視を用い
た手順が必要となる可能性があります :
A.
バルブの位置と方向を確認するため、 バルブの埋め込
み部位を手で探ります。
バルブの両端のインレッ トおよびアウトレッ ト ・ コネクタ
又はレザボア(付属であれば)が最も見つけやすいパー
ツです。 まずこれらの位置を確認して下さい。
B.
プレッシャー ・ セレクターなしで、 バルブの方向に従って
コンパスを直接バルブの真上に置きます。
埋め込まれたバルブのローターの軸に一致したコンパ
ス針の方向を記録します。
C.
コンパスを取り外し、 アジャスメントマグネッ トを直接は
め込みます。 この際、 アジャスメントマグネッ トを前のス
テップで見つけたローターの方向にそろえます。
D.
アジャスメントマグネッ トを現在の位置ですばやく前後
にスライドさせてローターのロックを解除します。 この
際アジャスメントマグネッ トがバルブ面に留まるように
してください。 ローターのロックが解除されるまで必要
に応じこの手順を数回繰り返します。 次にアジャスメント
マグネッ トをバルブの真上に戻します。
E.
続いて希望する設定圧になるまで
ッ トを回転させます。 コンパスまたはX線を用いて新し
い設定を確認します。
バルブの埋め込みが推奨条件(第10章 「留置方法」 参照)で行
われない場合、 患者記録または患者の臨床状態に反する圧
力値をコンパスが示す可能性があります。
この場合はX線検査で解決します。 X線により調整の成否あ
るいは正しい埋め込みの方向を最終的に確認することがで
きます。
バルブが誤った方向(上下逆)に配置されている場合には、 圧
調整ができません。
11.
患者の日常生活における注意
ポラリスバルブには患者IDカードが同梱されています。 この
カードにより神経外科医は埋め込まれたデバイスに関する
最新情報(基準、 設定圧、 埋め込み部位など)を体系的に閲
覧、 更新し、 適切に経過観察されていることを確認すること
ができます。
注意 :
患者IDカード(PIC)を常時携帯することが重要である
ことを患者に警告する必要があります。
このカードには医療従事者に必要な患者の病状に
関する情報が記載されています。
ポラリスバ ルブ の 磁 気セルフロッキングシステムは、 磁
気ローターが標準磁場の影響を受けにくいよう設計され
ています。
このため、 以下に挙げるものがバルブの設定圧に影響を及
ぼす可能性は高くありません。
-
空港の金属探知機、 電子レンジ、 コードレス電話、 高電
圧ケーブル、 TVによって発生する磁場
-
玩具、 ヘッドホン、 拡声器などに使用されている家庭用
永久磁石
-
ひげ剃り、 ヘアドライヤー、 芝刈り機などの機器で作動
している電気モーターによって発生する磁場
医師は患者自身またはその家族に対し、 故障のおそれがあ
るためシャントに直接衝撃を与える活動(激しいスポーツな
ど)を行ってはならないことを通知する義務があります。
注意 :
バルブを頭蓋骨に埋め込んだ場合には、 脳脊髄液流
による振動を感じる可能性があることを患者に警告
しなければなりません。
55
アジャスメントマグネ

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