Grundfos CRE Montage- Und Betriebsanleitung Seite 729

9.3.8 停止機能
停止機能は、 次の値に設定で き ます ：
•
有効
• 無効
停止機能が有効な場合、 流量が極端に少ない と 、 ポ ン プは停止 し
ます。 次のよ う な理由のためです ：
•
搬送液の過熱防止
•
シ ャ フ ト シールの摩耗防止
•
運転時の騒音削減
H
停止圧力
∆H
始動圧力
図 24 始動/停止圧力差 (H)
∆Hは、 出荷時設定で実際の設定値の10 %にな っ てい ます。
∆Hは、 実際の設定値の5 %か ら 30 %ま での範囲内で設定で き ます。
低流量は2つの方法で検出で き ま す ：
1. 内蔵の"低流量検出機能"は、 デジ タ ル入力が フ ロ ー･ス イ ッ チ
用にセ ッ ト さ れていない と き に機能 し ます。
2. デジ タ ル入力に接続 し た フ ロ ー･ス イ ッ チ
1. 低流量検出機能
ポ ン プは短時間減速 し 、 流量を定期的にチ ェ ッ ク し ます。 圧力に
ま っ た く 、 ま たはわずかな変化 し かない場合、 それは低流量を意
味 し ます。 ポ ン プは、 停止圧力 (実効値 + 0.5 x ∆H) ま で速度を上
げて、 停止 し ます。 圧力が始動圧力 (実効値 -0.5 x ∆H) ま で低下す
る と 、 ポ ン プは再始動 し ます。
ポ ン プの型式に よ り 、 再始動の方法は異な り ます。
単相ポ ン プ
ポ ン プは圧力一定での連続運転に戻 り 、 短時間減速 し て定期的に
流量のチ ェ ッ ク を続け ます。
三相ポ ン プ
1. 流量が低流量 リ ミ ッ ト よ り 高い場合、 ポ ン プは圧力一定での
連続運転に戻 り ます。
2. 流量が低流量 リ ミ ッ ト よ り 低い場合、 ポ ン プはon/off運転を続
け ます。 ポ ン プは、 流量が低流量 リ ミ ッ ト よ り 高 く な る ま で
on/off運転を続け ます。 流量が低流量 リ ミ ッ ト よ り 高 く な る
と 、 ポ ン プは連続運転に戻 り ます。
2. フ ロ ー ・ ス イ ッ チ
低流量のためデジ タ ル入力が 5 秒以上入 り 続け る と 、 ポ ン プは停
止圧力 (実効値 + 0.5 x ∆H) にな る ま で速度を上げ、 停止 し ます。
圧力が始動圧力ま で低下 し た と き 、 ポ ン プは再び始動 し ます。 流
量がま だ少ない場合は、 ポ ン プはすばや く 停止圧力に達 し て、 停
止 し ます。 流量が検出 さ れる と 、 ポ ン プは設定値に し たが っ て連
続運転 し ます。
停止機能のための運転条件
シ ス テムに圧力セ ンサ、 逆止弁やダ イ ア フ ラ ム圧力 タ ン ク が備え
ら れてい る と き のみ、 こ の停止機能を使 う こ と がで き ます。
逆止弁はつねに、 圧力セ ンサの手前に取 り 付けなけ
注意
ればな り ません。 図
逆止弁
図 25 吸い上げ運転での逆止弁 と 圧力セ ンサの位置
Q
図 26 押 し 込み運転での逆止弁 と 圧力セ ンサの位置
ダ イ ア フ ラ ム ・ タ ン ク
停止機能では、 ダ イ ア フ ラ ム･ タ ン ク の必要最小サ イ ズがあ り ま
す。 タ ン ク はポ ン プの後に取 り 付け、 与圧は実際の設定値の0.7倍
と し ます。
推奨ダ イ ア フ ラ ム･ タ ン ク のサ イ ズ ：
ポ ン プの定格流量
3
[m /h]
0-6
7-24
25-40
41-70
71-100
上記のサ イ ズのダ イ ア フ ラ ム･ タ ン ク が取 り 付け ら れてい る
と 、 ∆Hの工場設定は正規の設定です。
タ ン ク が小 さ すぎ る と 、 ポ ン プは頻繁に始動/停止を繰 り 返 し ま
す。 こ れは∆Hを上昇 さ せる と 、 解決す る こ と があ り ます。
25 お よ び 26 参照。
ダ イ ア フ ラ ム ・ タ ン ク
圧力セ ンサ
ポ ン プ
ダ イ ア フ ラ ム ・ タ ン ク
圧力セ ンサ
ポ ン プ 逆止弁
代表的な ダ イ ア フ ラ ム･
CRE ポ ン プ タ ン ク のサ イ ズ
1s, 1, 3, 5
10, 15, 20
32
45, 64
90
[l]
8
18
50
120
180
729