10 バッチ機能の使⽤
Elcometer 307には、最⾼1,000バッチ、読み取り値10万個を保存でき
るメモリが備わっています。バッチ機能に関係のあるメニューは、次
のとおりです。
バッチ→新しいバッチ:新しいバッチを作成します。
バッチ→新しいバッチ→バッチサイズの固定:1バッチとして保存する読み取
り値の数をあらかじめ決めておきます。指定した数に達したら、次の
バッチを開くかどうかを確認するメッセージが表⽰されます。この複数
のバッチは、ElcoMaster にデータを送信するときにリンクされます。
バッチ→既存のバッチを開く:既存のバッチを開きます。
バッチ→バッチを⾒る:バッチ内の読み取り値、統計値、バッチ情報、
制限値の設定、校正の詳細、および全読み取り値のグラフを⾒ること
ができます(セクション11「バッチデータの確認」を参照)。
バッチ→バッチのコピー:バッチのヘッダー情報、制限値の設定、
校正の詳細をコピーします。
バッチ→バッチの編集→バッチ名を変える:既存のバッチの名前を
変更します。
バッチ→バッチの編集→バッチの消去:バッチにある全読み取り値
を消去します。ただし、ヘッダーの情報はそのまま残ります。
バッチ→バッチの編集→バッチの削除:1つまたはすべてのバッチを
メモリから完全に削除します。
バッチ→読取り値の削除→タグなしで削除:最後の読み取り値を完
全に削除します。
バッチ→読取り値の削除→タグ付きで削除:最後の読み取り値を削
除しますが、メモリ内では削除済みと印を付けます。
11 バッチデータの確認
11.1 バッチの統計情報(バッチ→バッチを⾒る→統計)
バッチの次のような統計情報を表⽰できます。
バッチにある読み取り値の数 (n:)
バッチにある読み取り値の 平均 (
バッチにある最も⼩さな読み
取り値 (Lo:)
バッチにある最も⼤きな読み
取り値 (Hi:)
名⽬値 (x:)
変動幅 ( ):最も⼤きな読み取り値
と最も⼩さな読み取り値の差
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