6 校正⽅法
正確な測定を⾏うためには、測定する物質に合った⾳速を設定する必
要があります。
物質によって、⾳の伝播速度が異なります。例えば、鋼鉄では
5920m/秒(約0.233インチ/マイクロ秒)、アルミニウムでは
6350m/秒(約0.248インチ/マイクロ秒)の速度で伝わります。
厚さ計が正常に機能するには、校正しておくことが不可⽋です。測定
モード、探触⼦、または測定する試料が変わるたびに、厚さ計を校正
してください。
選択可能な校正⽅法は、測定モードによって異なります。次の表3に、
各校正⽅法を⽰します。
校正⽅法を選択するには、メニュー→校正→計算⽅法を押します。
校正⽅法
1点
2点
材料
c
⾳速
c
⼯場校正
c
材質または⾳速値を指定する⽅法は、測定する試料の未塗装の⾒本が⼿に⼊らない場合に便利です。
jp-11
R
表2:校正⽅法
アイコン 説明
最も簡単で、よく使われている⽅法です。厚さ
がわかっている未塗装の試料の⾒本を1つだけ測
定して調整します。厚さの値を入力して確定す
ると、算出された音速が表示されます。
測定する厚さの範囲が狭いときに、正確な測定
値が得られる⽅法です。それぞれ異なる既知の
厚さの、未塗装の試料の⾒本を2つ使います。
2つ⽬の⾒本の厚さを⼊⼒して確定すると、算出
された⾳速が表⽰されます。
厚さ計に保存されている材質のリストから1つ選
択して、その材質の⾳速に合わせます。
測定する試料の既知の⾳速値を⼊⼒します。
⼯場出荷時のデフォルト値に合わせます。この
値は、鋼鉄の⾳の伝播速度の5920m/秒(約
0.233インチ/マイクロ秒)です。
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