取扱説明書
可燃性麻酔薬、 または酸素や亜酸化窒素な
•
ど酸化剤がある環境で本製品を使用する際は、
注意が必要です。 本機器は発火源となる可能性が
あります。
近接して柔らかい口腔組織に暴露しないでくださ
•
い。 火傷を負うおそれがあります。 ライ ト ガイド先
端と軟組織の間に、 常に安全な間隔を確保してく
ださい。
S.P.E.C. 3® LED 光重合を標準モードで使用してい
•
る場合、 歯肉組織の近く では組織を5 秒以上照射
しないでください。 軽度の火傷を負うおそれが
あります。 長い硬化時間が必要な治療の場合は、
デュアル キュア (複合あるいは接着) 製品の使用
を検討してください。 ハイ パワー モードの放射照
度出力は、 1600 mW/cm² です。
3K モードでは、 軟組織を2 秒以上照射しないでく
•
ださい。 火傷を負うおそれがあります。 長い硬化時
間が必要な治療の場合は、 デュアルキュア (複合
あるいは接着) 製品の使用を検討してください。
3K モードでの照射出力は 3000mW/cm
警告
バリアスリーブは患者1人のみの使い捨てです。
•
バリアスリーブは、 患者の二次汚染の防止のため
使用する必要があります。
光感作性薬剤を服用している方は、 このライトか
•
ら放出される光に当たらないようにしてください。
白内障手術の既往歴がある方は、 光の暴露に対し
•
て特に敏感な可能性があり、 適切な安全措置を講
じない限り治療を推奨しないでください。
網膜疾患の既往歴がある方は、 機器を操作する前
に眼科医に相談してください。
増加したエネルギーに応じて重合技術を調整し
•
てください。 必要以上のエネルギーを治療に適用
した場合、 歯髄および軟組織が損傷を受ける恐れ
があります。
警告に従わない場合、患者やオペレーターの負傷に
つながるおそれがあります。
JP
2.5. 安全に関する注意事項
1. 使用する前に、 機器が正常に動作して目視できる破損がな
いことを確認してください。
2. 光ファイバーライトガイドは、 未滅菌状態で提供されてお
り、 患者に接触する前に滅菌する必要があります。
3. 機器に不具合がある場合は使用を中止して、 この 『取扱説
明書』 の 「トラブルシューティング」 の項を参照してくださ
い。 問題が解決しない場合は、 ただちにサービスセンター
にお問い合わせください。
4. メーカー (COLTENE) の許可なく、 本製品の修理、 分解、
または改造を行わないでください。 従わない場合、 製品保
証が無効になります。
5. ハンドピースにオートクレーブを使用しないでください。
乾熱、 高圧蒸気、 不飽和化学蒸気などの浸漬、 加熱による殺
菌処理を、 ハンドピースに施さないでください (ファイバー
光学ライト ガイドおよびライト シールドは、 オートクレーブ
で殺菌処理することができます) 。
6. バリアスリーブを使用すると、 光の出力が 5~10% 減少し
ます。
です。
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2.6 環境保護
本機器には、 使用されている電気 / 電子機器 (電気 / 電子機器の
廃棄物– WEEE ) に関する欧州指令 2002/96/EC に従ってラベルが
貼付されています。 このガイドラインは、 欧州における中古家電の
廃棄とリサイクルの枠組みを決定します。 製品に表記された記号
または製品付属の文書には、 本製品が家庭ゴミとして扱われない
可能性があることが示されています。 その代わりに、 電気または
電子機器のリサイクルの適切な収集所で取り扱われます。
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