Ossur Direct Socket TF Gebrauchsanweisung Seite 131

4. ブリムを会陰の高さより 1 ～ 2 cm（ 0 . 4 " ～ 0 . 8 "）下に配置します。
5. ブリムテープを使用してブリムをシリコーン樹脂遮蔽シートに取り付けます。 ブリムの下に樹脂が流れないように
ブリムを取り付けます（図 16 ） 。
シリコーン樹脂遮蔽キャップの取り付け
1. はさみを使って、シリコーン樹脂遮蔽シートの不要な部分を切り取ります（図 17 ） 。 遮蔽シートの端がキャスティ
ングライナー遠位部の少し上にあることを確認してください。
2. キャスティングライナーの遠位部にシリコーン樹脂遮蔽キャップをかぶせます（図 18 ） 。
Icelock Expulsion Valve 552 を使用する場合は、以下に従ってください。
3. ダミーの裏側に、両面粘着テープを貼ります。
4. ダミーを残存肢のシリコーン樹脂遮蔽シートに貼り付けます（図 19 ） 。
注：Icelock 544 Plate Unity を代わりに使用する場合は、Icelock 544 Direct Socket アダプタープレートを使用する必要があ
ります。
ファイバーブレイドを遠位コネクタに取り付けます。
1. 遠位アタッチメントナットを回して遠位アタッチメントピンに押し込みます。 遠位コネクタを取り付けたファイバー
ブレイドが、シリコーン樹脂遮蔽シートで覆われたキャスティングライナーに接続されます。
2. 遠位アタッチメントナットが遠位アタッチメントピンとほぼ同じ高さ、または少し下にあるかどうかを確認します
（図 20 ） 。
注：残存肢とラミネーションリングの間にファイバーブレイドが挟まれていないことを確認してください。
3. ファイバーブレイドの 1 層目をシリコーン樹脂遮蔽シートの上まで引き上げます。 ファイバーブレイドの 2 層目を 1
層目の上に引き上げます。 すべての層に対して同じ作業を行います。
4. ファイバーブレイドに折り目やしわがないか確認します。 必要に応じてファイバーブレイドの折り目やしわを伸ば
してください。
5. ファイバーブレイドにトリムラインをマーキングします（図 21 ） 。
6. ファイバーブレイドを遠位コネクタから取り外します。
7. トリムラインに沿ってはさみでカットします。
警告：空気を排気していない状態でファイバーブレイドをカットしないでください。 繊維状粒子は呼吸器疾患を引
き起こす恐れがあります。
8. もう一度組み立てます。 手順 1 ～ 4 を繰り返します。
シリコーン樹脂遮蔽シート、 2 層目
シートアプリケーターを使用して、 2 番目に長いシリコーン樹脂遮蔽シートをファイバーブレイドに巻き付けます（図 22 ） 。
注 ： 織物層を外側にする必要があります。 外側でない場合は、 Direct Socket をシリコーン樹脂遮蔽シートで樹脂注入します。
O リング
1. 大型の O リングを用意し、遠位コネクタの上端に取り付けます（図 23 ） 。
2. 小型の O リングを用意し、テーピングリングの溝にはめ込みます（図 24 ） 。
注：O リングの間にしわや空気がないことを確認してください。 しわや空気が樹脂の漏れを引き起こす恐れがあり
ます。
3. O リングの上にテープを巻き、シリコーン樹脂遮蔽シートの 2 層目を遠位コネクタとテーピングリングに固定しま
す（図 25 ） 。
注：近位の O リングより上にテープを貼らないでください。 近位の O リングより上にテープを貼ると、樹脂の流れ
を止める恐れがあります。 樹脂が流れず、 ファイバーブレイドに染み込まないと、 使用可能なソケットをキャスティ
ングすることができません。
4. テーピングリングの下にある、シリコーン樹脂遮蔽シートの不要な部分をはさみで切り取ります（図 26 ） 。
キャスティング
警告：樹脂に直接触れないでください。 保護眼鏡と手袋を着用してください。 技術者と患者も保護眼鏡と手袋を着用す
るようにしてください。 樹脂と直接接触すると、一時的な失明や皮膚の炎症を起こす恐れがあります。
注 ： 樹脂を使用する前に化学物質安全性データシート （MSDS） をお読みください。 緊急の場合は MSDS を参照してください。
131