動作情報
プローブ・チップ・アダプタの取り付け
MMCX プローブ・チップを回路基板のピンに接続するためのテクトロニクス・プローブ・チップ用アダプタは 2 種
類です。MMCX~2.54mm(0.1 インチ)ピッチのアダプタと、MMCX~1.57mm(0.062 インチ)ピッチのアダプタで
す。
各アダプタの一方には、IsoVu MMCX チップ・ケーブルに接続するための MMCX ソケットがあります。アダプタの
もう一方にはセンター・ピン・ソケットがあり、4 つのコモン(シールド)ソケットがアダプタの外周にありま
す。アダプタのノッチを使用して、シールド・ソケットの位置を合わせます。これらのアダプタの取付手順は基
本的に同じですが、主な違いは回路基板のピンの間隔です。
アダプタをスクエア・ピンに取り付けるには、アダプタの中心を回路基板の信号ソース・ピンに合わせます。ア
ダプタのノッチを使用して、シールド・ソケットの 1 つと回路基板の共通ピンの位置を合わせます。以下の図に、
回路基板のアダプタ位置合わせの例を示します。
電気性能、特に CMRR の性能と EMI 磁化率を最大限に発揮するために、プローブ・チップ・アダプタをできるだ
け回路基板に近づけて配置してください。
図 3 : MMCX ~ 2.54mm ( 0.1 インチ)アダプタの回路基板での位置合わせ
図 4 : MMCX ~ 1.57mm ( 0.062 インチ)アダプタの回路基板での位置合わせ
アダプタの位置合わせが完了したら、アダプタを軽く押し下げて回路基板に固定します。
図 5 : MMCX ~ 2.54mm ( 0.1 インチ)アダプタの固定
TICP シリーズ アクティブ絶縁型電流シャント・プローブ ユーザ・マニュアル
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