動作情報
回路への接続
以下の手順は、TICP シリーズ・プローブとオシロスコープおよび被測定装置(DUT)間の測定システムの接続方法
を説明するものです。
始める前に
警告 : 感電のリスクを回避するために、測定システムを通電中の回路に接続しないでください。被測定回
路からチップ・ケーブルを抜き差しする前に、被測定回路の電源を切ってください。プローブ・ヘッドお
よびプローブ・チップのプローブ・ケーブルを覆うプラスチック・ケースは絶縁の役割を果たしません。
警告 : DUT への通電中に感電や RF 火傷のリスクを回避するために、測定中にプローブ・ヘッドまたはプロ
ーブ・チップに触れないでください。測定中は、常にプローブ・ヘッドから 1m(40 インチ)以上離れてく
Figure 1
ださい
を参照してください。
警告 : 電位差によってアーク・フラッシュが生じることがないように、差動電圧が存在する回路には、プ
ローブ・ヘッドまたはプローブ・チップを置かないでください。
注意 : 考えられる機器への損傷を回避するために、プローブ・チップまたは SMA 入力の同軸(コモン)シー
ルドを、回路の高インピーダンス部分に接続しないでください。過剰なキャパシタンスにより回路が破損
する可能性があります。同軸(コモン)シールドは回路の低インピーダンス部分に接続してください。
注 : 高周波のコモンモード信号の測定中にプローブ・ヘッドまたはプローブ・チップ・ケーブルに触れる
と、容量結合が増大して被測定回路のコモンモードの負荷が低下する場合があります。
注 : 測定が不正確に終わることを避けるため、個々のプローブ・ヘッドを山積みにせず、計測中は携帯電
話を最低でも 3 フィート(91 センチ)離してください。
このタスクについて
DUT が通電中の回路に接続されていないことを確認してください。測定の精度を最大限に確保するために、プロ
ーブを 5 分間ウォーム・アップしてください。
手順
1. 補正ボックスをオシロスコープのいずれかのチャンネルに接続します。
2. プローブ・チップおよびプローブ・ヘッド IsoConnect™コネクタを並べます。
作業中、プローブ・チップのアセンブリが曲がったりねじれたりしないように注意してください。
3. プローブ・チップをプローブ・ヘッドに接続します。
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