JA
10 技術仕様
93/42/EEC(欧州医療機器指
IIa
令)に基づく製品等級
寸法
14 x 13.5 x 18
幅 x 高さ x 奥行(単位:cm)
重量(水を含まない)
0.6 kg
温度範囲
運転時
+5 ℃∼ +37 ℃
保管時
-25 ℃∼ +70 ℃
運転時および保管時の許容湿
15 % ∼ 93 %(結
度
露のないこと)
600 hPa ∼
1100 hPa、海抜
気圧範囲
4000 m の高さに
相当
最大 30 VA(許容
電力
されている装置と
の併用時のみ)
60601-1-11 に基づく分類:
感電に対する保護方式
保護等級 II
感電に対する保護の程度
BF 形
水および固体の有害な浸入に
対する保護
IP22
DIN EN 60601-1 に基づく分
類:運転モード
連続運転
DIN EN 60601-1-2 に基づく
電磁両立性(EMC)
PEN 55011 B
電波障害抑制
IEC 61000-4 の
電波障害イミュニティ
パート 2 ∼パート
(試験パラメータと限界値につ
6、パート 11、
いては、医療機器製造販売業
パート 8
者が指定する業者までお問い
IEC 61000-3 の
合わせください)
パート 2 および
パート 3
呼吸気の加温
最大 +3 ℃
23 ℃で加温式ホースを装着せ
ず、加湿レベル 7 での
ISO 8185 に基づく呼吸用加湿
器システム出力
22 mg/l
- 5 hPa(12.2 l/min)
23 mg/l
- 10 hPa(18 l/min)
20 mg/l
- 20 hPa(25.9 l/min)
23 ℃で加温式ホースを装着
し、加湿レベル 7 での
ISO 8185 に基づく呼吸用加湿
器システム出力
27 mg/l
- 5 hPa(12.2 l/min)
28 mg/l
- 10 hPa(18 l/min)
21 mg/l
- 20 hPa(25.9 l/min)
最大注水容量
400 ml
治療装置
WM 100 TD と呼
吸用加湿器
圧力損失
WM 100 TH を併
用した際の圧力損
失は、上昇しませ
ん。
最大フロー
248 l/min
最大許容作動圧力
50 hPa
最大作動圧力時のガス漏れ
0.0 l/min
WM 090 TD
WM 100 TD
WM 100 TH と併用できる装置
WM 110 TD
WM 120 TD
設計は予告なく変更されることがあります
11 保証について
保証条件に関する情報は、お使いの治療装置の取
扱説明書をご覧ください。
12 適合宣言書
適合宣言書に関する情報は、お使いの治療装置の
取扱説明書をご覧ください。
1
操作方法/記号説明
呼吸用加湿器の給水、接続、取り外しを行うに
は、以下の図を参照してください:
呼吸用加湿器に給水する
呼吸用加湿器に給水する(項番 1 の代替手段)
呼吸用加湿器を接続する
呼吸用加湿器を取り外す。
呼吸用加湿器を分解する。
呼吸用加湿器を組み立てる。
ヒーターロッドのシーリングを交換する。
呼吸用加湿器を治療装置で設定する:お使いの治
療装置によって、操作方法は異なります。お使い
の治療装置の取扱説明書の指示に従ってくださ
い。
2
はじめに
2。1装置の用途
呼吸用加湿器 WM 100 TH は呼吸気の加温・加湿を
行い、気道内の粘膜が乾燥するのを防ぎます。こ
の呼吸用加湿器は、医療機関およびご家庭でお使
いいただけます。
2。2機能説明
加温式呼吸用加湿器は、オーバーフロー原理に
従って機能します。給気が温水の表面へ送られま
す。このため、気流の相対湿度と温度が上昇しま
す。治療装置のヒーター出力は段階的に設定でき
ます。
2。3適応
上気道の乾燥時および呼吸気が冷たすぎると感じ
る場合。prismaAQUA は、必ず医師の推奨に従っ
てお使いください。
2。4禁忌
気道がバイパスされている患者様に、呼吸用加湿
器を使用しないでください。
2。5副作用について
副作用は知られておりません。
3
安全性
本取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書
は呼吸用加湿器の一部です。いつでも見られるよ
うお手元に置いてご使用ください。93/42/EEC
(欧州医療機器指令)に基づき、以下の点を守っ
てください。
溜まった水の中の病原菌により、感染の危険性が
あります!
溜まった水の中では病原菌や細菌が棲みつきやす
く、増殖する恐れがあります。
⇒ 呼吸用加湿器を定期的にクリーニングしてく
ださい。
⇒ 呼吸用加湿器には、必ず新鮮な水を使用して
ください。
規定の環境条件外で本装置を運転させると、負傷
する危険性があります
規定の環境条件外で装置を使用すると、許容誤差
を超えたり、装置が故障したり、患者様が負傷す
る恐れがあります。
⇒ 装置は必ず規定の環境条件内で運転させてく
ださい( 「10 技術仕様」を参照)
。
水 れにより材質が傷みます!
流出した水が装置内に入り込み、装置が損傷し
ます。
⇒ 給水前に、呼吸用加湿器を装置から取り外し
てください。
⇒ 呼吸用加湿器に、max の目盛りの下まで給水
してください。
熱湯および芳香添加剤により材質が傷みます!
熱湯や芳香添加剤(ユーカリオイルなど)が、呼
吸用加湿器のハウジングおよびヒーターロッドを
損傷させる恐れがあります。
⇒ 熱湯を給水しないでください。
⇒ 芳香添加剤を使用しないでください。
3。1一般的なご注意
•
本装置をご家庭で使用する場合、滅菌水また
は沸騰させた水は、医療上の例外的ケースで
のみ使用する必要があります。技術的用途に
使用される蒸留水は、微生物学的に汚染され
ている可能性があるため、使用しないでくだ
さい。
•
病原菌、細菌汚染または機能障害を防ぐため、
章「衛生処理について」
( 「5 衛生処理につい
て」を参照)の記載事項を守ってください。
•
他社の部品類を使用すると機能不良の原因と
なり、一部の機能を使用いただけなくなる場
合があります。また、生体適合性に関する要
件が満たされなくなることもあります。本取
扱説明書で推奨されている付属品および純正
スペアパーツを使用せずに、このような事態
を招いた場合、一切の保証請求および損害賠
償請求は失効しますのでご了承ください。
JA