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チューブ ・ セーフティ ・ コントロール (Tsc - Hughes & Kettner Grand Meister Deluxe 40 Handbuch

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GrandMeister Deluxe 40 – Manual 1.1
も切り替える必要があります。 もちろん、 MIDI機能を持ったマルチ ・ エフェク
ターを使うのであれば、 GrandMeister Deluxe 40のプリセットと併せ
てプログラムするのが良いでしょう。
7 MIDI In端子
  この端子は7ピンですが、 標準的な5ピンのプラグの付いたMIDIケーブルも
接続できます。 追加された2本のピンは、 Hughes & Kettner社製FSM-432
MIDIボードにファンタム電源を供給するためのものです。
重要 : FSM-432を同梱の7ピンMIDIケーブルでアンプに接続する場合は、
ファンタム電源が供給されるので、 外部電源は必要ありません。 いっぽう、 5
ピンのMIDIケーブルを使用する場合には、 外部電源が必要です。 FSM-432
(Mark II以降のモデル) は、 9∼15Vの範囲内でACにもDCにも対応す
る、 画期的な電源入力端子を備えています。
8 MIDI Out/Thru端子
  この端子は、 MIDI In端子に入力された信号を他の機器に送る端子です。 こ
こに別のMIDI機器を接続すれば、 GrandMeister Deluxe 40と同時にプログ
ラムの切り替えができます。
70
7 チューブ ・ セーフティ ・ コントロール (TSC)
 TSCはバイアスを調整し、 アンプのトーンや性能を安定させ、 チューブの寿命
を延ばす機能です。 この機能は自動的に常時作動するので、 特に何もすること
なく利用できます。 真空管の交換も簡単に手早く、 安全に行うことができます。
難しいバイアス調整も自動的に行われるので、 チューブ交換も手早く簡単な作
業になります。 この機能は、 故障の時ばかりでなく、 異なるブランドの交換用チ
ューブを比較する時にも非常に便利です。
警告 : 真空管の交換は、 資格を持った専門家の仕事です! TSCはあくまで
も、 専門家のバイアス調整の時間を節約するための機能です。
 TSCの情報をフルに活用するには、 リア ・ パネルのTSCセクションにある4
個のLEDを確認する必要があります。 それぞれのLEDは、 同じ位置にあるチュ
ーブに対応しています。 これらのLEDが表示する情報には2種類あり、 まずはチ
ューブの動作状況 (7.1項参照) を表示します。 TSCは常に誤動作がないか監
視し、 必要とあれば、 アンプ全体の故障を回避するために、 故障したチューブの
動作を停止します。 もうひとつは、 個々のチューブのバイアス ・ ポイントの表示
で、 ギター用のピックを使えば、 その値を簡単に読み取ることができます (7.2
項参照) 。
7.1 作動状態の自動表示
全てのLEDが点灯している
 アンプがスタンバイ ・ モードになっている間は、 全てのLEDが点灯し続けま
す。 STANDBYスイッチをPLAY側に切り替えて数秒経つと、 LEDは消えま
す。 LEDが点灯したままになっていれば、 ア ノード ・ ヒューズが切れている可能
性があり、 専門家による交換が必要です。 アンプの電源を入れた段階ですでに
チューブが故障していると、 ア ノード ・ ヒューズが切れることがあります。 この場
合、 TSCはアイドル電流を測定する時間がないので、 故障したチューブの動作
を停止します。 LEDが1個も点灯していないパワー ・ チューブは正常に動作して
います。
1個のLED が点灯している
 点灯しているLEDに対応した真空管が必要な電流を発生しておらず、 動作が
停止しています。 数分経ってもLEDが消えない場合は、 このチューブを交換しな
ければなりません。
2個のLED が点灯している
 この場合、 2つの状況が考えられます。 これらのLEDに対応したチューブが必
要な電流を発生しておらず、 交換の必要があるか ( 1個のLEDが点灯している
の項参照) 、 あるいはPOWER SOAKがオンになっています。 後者の場合、 2本
のチューブは自動的にオフになっており、 点灯した2つのLEDがその状態を示し
ています (6.2項参照) 。
1個のLEDが点滅し、 他の1個が点灯している
 点滅しているLEDに対応したチューブに過電流が発生しています。 このチュ
ーブは動作を停止しており、 交換の必要があります。 このタイプのパワー ・ アン
プで最良のサウンドを得るためには、 チューブがペアで動作する必要がありま
す。 そのため、 故障したチューブとペアになるチューブの動作を停止して (この状
態はLEDの点灯によって表示されます) 、 もうひとつのペアのトーンに悪影響を
及ぼさないようにしています。 点灯したLEDに対応するチューブは交換の必要
がありません。
 賢いTSCがライブの助っ人としての威力を発揮するのは、 このような状況
です。 従来のアンプで同様のチューブ故障が起きると、 通常はヒューズが切れ
て、 ヒューズとチューブを交換するまでアンプは使用できなくなります。 いっぽ
う、 TSCがあれば、 LEDが点灯している間は演奏を続けられます。 ただし、 1組
のパワー ・ チューブの動作が停止したために、 出力が40Wから20Wに低下する
ということは、 心得ておいてください。 ライブが終わったら、 故障したチューブの
交換をお忘れなく。

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