解決策
* ウェッジの取扱説明書を確認してください(該当する場合)
* ソケットを後方に移動してください(またはデバイス本体を前方に移
動してください)
* 底屈を検討してください
* 靴の踵と靴の性能を確認してください
ヒールウェッジ
ヒールウェッジは、踵の固さを増すために使用します。短期でも長期的でも
使用できます。
ヒールウェッジを挿入するには、足部のつま先に荷重をかけ、ウェッジを所
定の位置に押し入れます。ウェッジのタブがヒールフォームの溝にしっかり
と入っていることを確認します ( 図 4)。
ヒールウェッジを取り外す際には、足部のつま先に荷重し、ウェッジを抜き
去ります。
使用
洗浄とお手入れ
洗浄するには、足部カバーを取り外します。水ですすいで全ての砂、塵、土
埃を足部とフットカバーから取り除きます。洗浄後は布で拭いて乾かしてく
ださい。
環境条件
このデバイスは防水性を備えています。
防水性のデバイスは、濡れた環境や湿度の高い環境で使用でき、最大 3 m の
深さの水に 1 時間浸漬することができます。
塩水、塩素水、汗、尿、中性石鹸との接触に耐性があります。
砂、ほこり、汚れに時折さらされることに対して耐性があります。連続的に
は暴露しないでください。
真水や湿気に触れた後は、布で乾かしてください。
他の液体、化学薬品、砂、ほこり、汚れにさらされた後は真水で洗い流し、布
で乾かしてください。
メンテナンス
デバイスと義肢全体は、医療専門家が点検する必要があります。点検頻度は
患者の活動に基づいて決定する必要があります。
足部からの異音
デバイス内に砂などの異物があると、異音が発生することがあります。そのよ
うな場合には、デバイスとフットカバーを洗浄します。異音が持続する場合
には、デバイスとフットカバーの間に Spectra ソックスを使用することで、異
音を除去することができます。
重大な事故の報告
デバイスに関連する重大な事故は、製造者および関係当局に報告する必要が
あります。
廃棄
このデバイスや包装材を廃棄する際は必ず、それぞれの地域や国の環境規制
に従ってください。
免責
Össur 義肢デバイスは、カスタムメイドの義肢ソケットと Össur アダプタを組
み合わせ、その使用目的に従って使用することで、安全で、互換性があるよ
う設計、実証されています。
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