機能
7.4
エラーメモリの消去
ブレーキシステムのエラーメモリが過去故障の場合、ABS/EBSコードリーダーによってこれを消去することがで
きます。現在故障は原因を解決しなければ消去できません。
1. "5 設置"の章 (216ページ)の記述に従って、ABS/EBS コードリーダーを接続してください。
2. メニュー項目 「1) Scan (スキャン)」を選択してください (「UP (上へ)」および「DOWN (下へ)」キー使用)。
3. 「OK」キーで確定します。
接続には数秒間を要します。接続が確立されたら、接続中にあるシステムのバージョンが短時間表示
されます。
4. メニュー項目 「2) Clear DTCs (DTCをクリア)」を選択してください (「UP (上へ)」および「DOWN (下へ)」キー
使用)。
5. 「OK」キーで確定します。
6. 確認メッセージが表示されたら、これを「OK」キーで確定します。
Clear DTCs?
無効となっているエラーが全て消去されます。
7.5
診断IDの読み取り
ABS/EBS コードリーダーによって、診断IDを読み取ることができます。これは、担当のWABCO代理店によるサ
ポートの際に必要となります。
1. "5 設置"の章 (216ページ)の記述に従って、ABS/EBS コードリーダーを接続してください。
2. メニュー項目 「1) Scan (スキャン)」を選択してください (「UP (上へ)」および「DOWN (下へ)」キー使用)。
3. 「OK」キーで確定します。
接続には数秒間を要します。接続が確立されたら、接続中にあるシステムのバージョンが短時間表示
されます。
4. メニュー項目 「3) Diagnostic Identifi er (診断ID)」を選択してください (「UP (上へ)」および「DOWN (下へ)」キ
ー使用)。
5. 「OK」キーで確定します。
診断IDが表示されます。これは、通常は XX XX XX XX のフォーマットによって、8文字で構成されてい
ます。
例:
1B 22 33 44
JA
221