モジュレーション ・ ソースを選択します。
4.
モジュレーション ・ ソースにMOD KNOBSやLFO、 エンベロープ、 ステッ
プ ・ シーケンサーA~Dなどを選ぶときは、 直接ノブやボタンを操作し
ます。 ベロシティやMIDIイベントを選ぶときは、 鍵盤を弾いたりMIDI
CCを送信したりします。 ディスプレイのリストから選択するときは、
ENTERボタンを押してからモジュレーション ・ ソースを選びます。
ENTERボタンを押し、 モジュレーション ・ ルーティングを作成します。
5.
キャンセルする場合はSHIFTを押しながらENTERボタンを押します。
Modsページに作成したルーティングが表示されます。
6.
必要に応じてIntensityを設定します。 Int Modでソースを割り当て、 そ
れによってメイン ・ ソースの値を増やすこともできます。
モジュレーシ ョンの確認とエディ ッ ト
MODボタンを押します。 現プログラムのすべてのモジュレーショ
1.
ン ・ ルーティングが表示されます。
ENTERボタンを押しながら<、 >ボタンを押して、 ルーティングをス
2.
クロールします。
エディッ トするルーティングが表示されたら、 <、 >ボタンでSource、
3.
Intensity、 Int Modを選択します。 VALUEノブでエディッ トできます。
ルーティングのリストは長くなることがあります。 特定のコントローラー
やセクションに関係するルーティングのみを表示するには、 次のように
フィルターを設定します。
MODボタンを押しながら<ボタンを押します。 Show In Mod List
1.
ポップアップが表示されます。
表示させるモジュレーション ・ ルーティングを選びます。 関連する
2.
ノブ、 ボタンまたはMOD KNOBSを操作したり、 ENTERボタンを押
しながらコントローラーを操作したり、 鍵盤を弾いたり (ベロシ
ティの選択時) 、 MIDI CC等を送信します。 キー ・ トラッキングやモ
ジュレーション ・ プロセッサー等の選択は、 ディスプレイのリスト
を使用します。 ENTERボタンを押して確定します。
リストがフィルタリングされ、 マッチするアイテムのみが表示されます。
表示の絞り込みを解除して全ルーティングを表示させるには、 Show In
Mod Listの表示中にMODボタンを押し、 Mod List InfoのShowパラメー
ターをAllにします。
モーシ ョン ・ シーケンス
モーション ・ シーケンスはボイスごとに動作します。 最低1音以上を弾く と、
シーケンスを確認できます。 HOLDボタンで音やコードをホールドすると、
両手を自由に使ってノブやモジュレーションが操作できます。
ENABLEボタン : オンにすると、 ノート ・ オンの間シーケンスを再生しま
す。 オフにすると一時停止します。 SYNC NOTES機能 (SHIFTボタンを押し
ながらENABLEボタンを押す) でノート ・ オンした全ての音のシーケンス
が同期しますが、 モーション ・ シーケンスはノートごとに動作するためモ
ジュレーションによっては変化することがあります。
SEQ STEPSボタン : このボタンを押すとメインのモーション ・ シーケンス ・
ページが開き、 シーケンスのプリセッ トを選択できます。 タイミング、 ピッ
チ、 シェイプと、 ステップ ・ シーケンスの4つのパラメーターが別々のレー
ンに分かれており、 ボタン9~16の上のLEDに表示されます。 レーンは、
SHIFTボタン押しながら選択するレーンのステップ ・ ボタンを押すか、 ボ
タンを2回押すと選択できます。 レーンごとにプリセッ トの選択や保存が
できます。 レーンの概要を視覚的に確認するには、 SHIFTボタンを押しな
がらボタン5 ( SEQ VIEW) か、 ボタン5を2回押します。
ボタン1~16の点灯時は、 それらのボタンを押すことで現在のモーショ
ン ・ シーケンスのレーンの各ステップを選択できます。
各レーンは最長64ステップです。 ボタンは16個なので、 64ステップは4
つのバンクに分割されます (A1~A16、 B1~B16、 C1~C16、 D1~D16) 。
別のバンクを選択するには、 SHIFTボタンまたはSEQ STEPSを押しなが
ら、 1/2/3/4 ( A/B/C/D) のいずれかを1回押します。 ボタン1~16が点滅す
るので、 1つのボタンを押すとそのバンクのそのステップが選択できます。
TIMING : 各ステップの長さをコントロールします。 TEMPOのオン、 オフ
(SHIFTボタンを押しながら、 TEMPOボタンまたはボタン6を2回押す)
により、 長さが拍または時間になります。 初期設定値は16分音符ですが、
これを変更すると複雑なシーケンスを作成できます。
SHAPE : タイミング ・ ステップに応じてカーブを作るレーンです。 ピッチ ・
レーンやステップ・ シーケンサー ・ レーン (レーンで 「Use Shape」 パラ
メーターを選択した場合) をコントロールできます。
NOTE ADVANCE : オンにすると、 ノート ・ オンのたびに内部ステップが1
つずつ進みます。 アルペジエーターでお試しください。
RANDOM ORDER : オンにすると、 ループの周回ごとにステップの再生
順序が変わります。
レコーディングする
ノブの動きをシーケンス ・ レーンに記録するには、 RECボタンを押し、 ボ
タン13~16でシーケンサー ・ レーンを1つ選択し、 ディスプレイの表示に
従って操作します。 1つのレーンに1つのノブの動きを記録します。
ピッチのシーケンスをレコーディングするには、 RECを押し、 ボタン11で
ピッチ ・ レーンを選択し、 ディスプレイの表示に従って操作します。 ピッ
チ ・ レーンはリアルタイムではなく、 ステップ ・ レコーディングですので注
意してください。
エディ ター/ライブラリアン
multi/polyエディター/ライブラリアンは、 エディッ トやデータの管理がで
きるMac/Windows用ソフトウェアで、 multi/polyとコンピューターとの
間でサウンド ・ データのやり取りが行えます。 オリジナルのウェーブテー
ブルの読み込みも可能です。 詳しくは、 korg.comからソフトウェアをダウ
ンロードし、 付属の取扱説明書をご覧ください。
サウンドの選択やエディット、 保存は、 4つのレイヤーを伴ったパフォー
マンスが基本です。 プログラムやモーション ・ シーケンス、 モーション ・
シーケンス ・ レーン、 KAOSS PHYSICSプリセットの個別保存も可能です
が、 これらのデータはすべてパフォーマンスに含まれますので、 別途保
存する必要はありません。 同様に、 データ ・ タイプをパフォーマンスに
ロードすると、 そのデータのコピーがパフォーマンス内に作成されま
す。 データをエディットしたときは、 コピーされたデータの内容のみが
変更され、 元のデータには影響しません。 これにより、 他のサウンドが
変化する心配がなく、 安心して自由にエディットできます。 エディットし
たパフォーマンスと、 元の保存時の状態とを比較 (コンペア) するには、
ENTERボタンを押しながらWRITEボタンを押します。 以下はデータの保
存手順です。
WRITEボタンを押します。 Writeページのトップに保存するデータ
1.
のタイプが表示されます。 初期設定値はPerformanceです。 別のタ
イプを選択するには、 WRITEボタンを押しながらLAYER A/B/C/D
やSEQ STEPSなどのボタンを押すか、 ディスプレイから選択します。
名前を変更するときは、 カーソルをNameに合わせてENTERボタ
2.
ンを押します。 するとテキスト ・ エディッ ト ・ ページが開きます。 <、 >
でカーソルを移動させ、 VALUEノブで文字を選択します。 文字セッ
トを変更するときはSHIFTボタンを押します。 入力が終わったら
ENTERボタンを押します。
既存のサウンドに上書き保存するときは、 WRITEボタンを押しま
3.
す。 Nameを変更しただけでは自動的に新たなコピーが作成され
ないので注意してください。 元のサウンドを残したまま新たなコ
ピーとして保存 (save new) するときは、 SHIFTボタンを押しながら
WRITEボタンを押します。 上書きでもコピー保存でも、 ENTERボタ
ンを押して保存を実行し、 キャンセルするときはSHIFTボタンを押
しながらENTERボタンを押します。
ファク トリー ・ サウンドはライト ・ プロテク トがかかっていることがあり、 そ
の場合には 「save new」 のみが使用できます。
データの保存が終了するまで絶対に電源をオフにしないでくだ
さい。 内部データが破損する恐れがあります。
Ja-6
サウンドの保存