Ingersoll-Rand SB20P-Serie Bedienerhandbuch Seite 93

吐出
遮断弁
（オプション）
支持材を必ず使用すること。
（「取付説明」を参照してください）
概要
ARO® Shock Blocker のパルスダンパーは、吐出口圧が 120PSI
（8.3 bar）以下の 1:1 比率のポンプと動作するように設計され
ています。 Shock Blocker は、ポンプが逆回転する間、材料圧
力の変動、サージ、流体システムの配管や吐出への衝撃を効率
的に軽減します。 低圧での噴霧散布時のパルス低減に非常に
役立ちます。
接液面の材料を適切に選択することで、耐用年数を長期化し、
ダウンタイムを最小化することができます。 利用可能な流体
セクションの材質にはポリプロピレンが含まれます。 流体適
合性に関する情報については、薬品メーカーにお問い合わせく
ださい。
Shock Blocker は、流体ライン圧に逆作用する、空気を加圧した
フレキシブルな単一のダイアフラムを使用しています。 最も
適合する流体材料にぴったり合うよう、さまざまなダイアフラ
ムの材質オプションを使用することができます（モデル説明表
を参照してください）。Shock Blocker 装置は材料へのダンピン
グを増やすために、直列に追加することができます。
吐出口からの圧力リリーフは、Shock Blocker 制御弁の正常な
補正機能です。 材料圧がかかると、必要な操作圧に自動的に
調整します。 適切なダンピング効果を得るためには、Shock
Blocker に加わる圧力が材料圧と同等でなければなりません
空気および潤滑剤要件
過度の空気圧 パルスダンパーの損傷、傷害、ま
たは物的損害を引き起こす場合があります。
エアー供給には、50ミクロンより大きい粒子をろ過できる
y
フィルタを使用してください 組立てまたは修理時に使用す
る O リングの潤滑剤を除き、潤滑剤は必要ありません。
潤滑された空気がある場合は、ポンプの空気圧モーターセ
y
クションの O リングおよびシールと適合していることを確
認してください。
操作
120 PSI（8.3 BAR）を超過してはなりません。 高
圧で操作すると爆発が発生して物的損害が生じ、または重
傷の原因となることがあります。
吐出口からの圧力リリーフは、Shock Blocker 制御弁の正常
y
な補正機能です。 材料圧がかかると、必要な操作圧に自動
的に調整します。
数分間システムを操作し、パルスダンパーの空気チャンバ
y
ーと流体チャンバーの圧力を均等にします。
SB20P-XXX-X (ja)
システムの代表的設置方法
背圧計
吸込み
図 2
部品および修理キット
95 頁と 96 頁に記載する部品の表記と説明を参照し、部品の識
別や修理キットについての情報を確認してください。
短時間の修理と停止時間の削減のために、用意すべき ARO
y
「Smart Parts (スマート・パーツ)」が記載されています。
傷つきやすい内部可動部品を、整備の際の分解と組立時
y
に、ほこりと異物によるトラブルから守るため、可動面は
きれいに保ってください。
整備活動は適切に記録し、ポンプは予防的保守計画に従っ
y
て管理してください。
分解する前に、末端のパルセーションダンパーを傾けて、
y
流体キャップの残留液体を排出してください。
流体セクションの分解
1. リダクションブッシュ（107）を取り外します。
2. ねじ（26）とワッシャー（28） 8 個を取り外し、フランジ
（3 と 4）と O リング（11）を外します。
3. ねじ（27）、ワッシャー（28）、ナット（29） 14 個を取
り外し、流体キャップ（15）を取り外します。
4. 空気弁体（101）を上向きにして、ねじ（6）を万力で固定
します。
5. ねじ（186）の 15/16 インチソケットを使用し、ねじ
（186）とワッシャー（9）を抜いて取り外します。
6. エアキャップ（68）をダイアフラム（7）と構成部品から
取り外します。
7. 万力からねじ（6）を取り外します。 ロッド（1）を抜い
て取り外し、ストッパー（2）、バックアップワッシャー
（5）、ダイアフラム（7）または（7 と 8）を、ねじ（6）
から外します。
8. ねじ（131） 4 個、トリプレート（235） 2 枚、トラックガ
スケット（237） 2 個を取り外し、空気弁体（101）をエア
キャップ（68）から外します。
9. U カップ（144）をエアキャップ（68）から取り外しま
す。
10. スリーブ（103）を空気弁体（101）から取り外します。
逆止弁
フィルタ
遮断弁
レギュレータ
ルブリケータ
保守
ページ 93
JA