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3 装着者向けの注意事項
• ソケッ ト、 パイプ、 パイプバルブは定期的に石鹸水で軽く湿らせた布で拭
きます。
• パイプバルブとパイプの潤滑には、 シリ コンライナー用640F18装着スプレ
ーを使用します。
• 固形粒子がパイプバルブの中に入らないよう に注意してください。
• パイプバルブは、 濃い煙や塵、 機械の振動や衝撃、 高温に接することのな
いよう にしてください。
• 密閉していないことが分かる場合は、 パイプバルブをパイプから取り外し
ます。 パイプバルブとパイプを水で洗って乾かします。 パイプバルブを取
り付け直します。
• 軽く肌に接触するまでパイプバルブをパイプの中に入れます。 その後で
バルブを閉めます。
4 付属パーツと交換パーツ
吸着式ソケッ ト用パイプバルブ12V10 x 1
パイプ99B13=21 x 1
取扱説明書 x 1
5 機能
12V10吸着式ソケッ ト用パイプバルブは一方向のバルブです。 ソケッ トから
空気を外に出し、 吸い戻しません。 内側ソケッ ト内の残存肢の動きにより、 空
気は常にパイプバルブを通して外に出されます。 その際に発生する低い抑
圧がソケッ ト内側の軟部を吸引して、 ソケッ トが装着者の残存肢に最適に吸
着するよう にします。
6 適用
軟部を装着エイ ドまたは引込みストッキングを使ってソケッ トの中に入れま
す。 装着エイ ドをパイプから完全に引き出してから、 パイプバルブを取り付
けて閉めます。
筋電義肢では、 吸着式ソケッ トまたは改造した標準ソケッ トは、 12V10パイ
プバルブと13E202=* 吸着式ソケッ ト電極を組み合わせてのみ機能します。
7 製作方法
指示: 次の章では、 分かりやすいよう に外側ソケッ トと内側ソケッ ト
の開いた状態を表します。
Ottobock | 87
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