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IKA RET control-visc Betriebsanleitung Seite 91

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メニュー設定 (詳細) :
攪拌機能 (Stirring)
トルク傾向測定 (Torque trend measurement)
トルク傾向測定は、 溶液の粘度の変化を推測するために行わ
れます。
本装置には絶対粘度を測定する機能が搭載されていません。
あくまでも、 指定したスタートポイントから溶液粘度の相対的
な変化を測定して表示するものにすぎません。
モーター速度および溶液内の撹拌子が目標速度に達し、 安定
すると、 粘性測定は100%の状態になります。
そのため、 測定されたトルク傾向の増加は、 >100%あるいは
<100%の形式で表示されます。
必要があれば、 「 戻る」 (F)キーを押すことにより数値を100%に
リセッ トすることができます。
注:
トルク傾向測定は、 測定期間中、 設定された速度で稼働する場
合しか行うこ とができません。
そのため、 インターバルモードが起動中の状態ではトルク傾向
測定を行うこ とはできません。
現在の制御変数は、 基準値100%のΔPとして保存され、 デジタ
ルディスプレイに表示されます。 すると、 粘度の変化は%の形式
で表示されるようになります。 粘度の増減に合わせるように、 数
値が100%上下に変動します。
撹拌子離脱 (Stirring bar decoupling)
撹拌子の離脱を検知した場合、 撹拌子を捕えるために撹拌機
能は一時的に中断されます。 その後、 設定回転数まで再作動し
ます。 撹拌子の離脱を検知した場合、 記号16に代わって特別な
記号 (
で表示されます。 次の3分間以内(目標速度が変更さ
れていない場合のみ)に撹拌子が離脱した場合、 撹拌子を捕え
た後の速度は 100 rpmまでしか上がりません。 3分間以内に撹
拌子が4回連続脱落した場合-、 エラーメッセージ ER 41 が表示
されます。 速度は 200 rpmまで落とされ、 加熱機能が停止され
ます。
この場合、 試験条件を見直す必要があります。
注:
撹拌中に撹拌子が離脱しないように、 ご使用者の方が撹拌子サ
イズ、 速度、 容器形状、 溶液の適合性を見極める必要がございま
す。
設定回転数値に到達する前に撹拌子が離脱した場合、 撹拌子
離脱モニタリング機能は作動しません。
伝達トルクが高ければ高いほど、 撹拌子離脱モニタリング機能
は安定的に起動します。
回転数が300~1200 rpm時で、 40 mm以上 (d= 8 mm) の撹拌
子を入れた水の場合、 撹拌子が離脱する可能性が高くなりま
す。 Trikaのような長い撹拌子、 表面積の広い撹拌子のとき、 あ
るいは高速回転するときは、 伝達トルクが大きくなります。
インターバルモード (Intermittent mode)
インターバルモードは、 撹拌機能を一定の周期で停止させるこ
とができるモードです。 開始時間とインターバル時間の両方を
設定することができます。 装置の電源を入れてインターバルモ
ードが起動される場合、 それぞれの時間が表示されます。
制限速度(Speed Limit)
「Speed
Limit」 メニューでは、 撹拌機の最大制限速度を設定で
きます。 設定が変更された場合、 無線コントローラーは以降の
撹拌タスク用に新しい値を保存します。
「Speed Limit」 が変更された場合、 速度は、 新しく設定された範
囲内で調整されます。
加熱機能 (Heating)
温度制御モード (Control method)
実験テーマに合わせて、 3種類の温度制御方式をお選び頂けま
す。 選択された温度調節方法は、 記号(11)とともに表示されま
す。
高速PID (Fast PID): PID制御と2点制御の長所を組み合わせ
た方式を採用しています。 (
高速加熱と高精度な温度制
御を実現しますが、 オーバ
ーシュートする可能性があ
ります。 )
高精度 PID (Accurate PID) : 高精度な温度制御が求められるサ
ンプルに適しています。
長所:
• 高 精度な温度制御を
実現
• 設 定温度に対して、 オ
ー バ ー シュートし な
い。
短所 :
• 設 定温度に到達する時間が長い
2点制御 (Two-point):
高精度の温度制御が不必要なサンプル向け
長所 :
• P IDよりも速く加熱する
ことができます。
短所 :
• 最 大10 Kのオーバーシ
ュートの可能性があり
ます。
制限 (Limits)
溶液やアルミブロックが過熱しないよう、 個別に温度範囲を設
定することができます。
溶液のリ ミ ッ ト値 (Medium limit):
「Medium limit」 メニューでは、 必要に応じて溶液の最大加熱値
を設定することができます。
ブロッ ク部のリ ミッ ト値 (Carrier limit):
「Carrier limit」 メニューでは、 必要に応じてご使用されているブ
ロックのに最大加熱値を設けることができます。
加熱リ ミッ ト値情報 (Limit information):
「Limit information」 メニューでは、 設定された加熱リミッ ト値が
表示されます。
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