ご使用方法
JA
スリーブの端を便器内まで下げます
。 灌注処置の間は、座っているこ
とも立っていることもできます。
座っている場合は、端を持ち上げて
スリーブを縮めることができます。
(12)
コーンをスリーブの開口部に通して
から、ストーマ内に徐々に挿入しま
す。(13)
徐々にクランプを開いて、水をスト
ーマに注入します。 洗い流すため
に500~700mlの水を使ってください
。 流量インデックス内で羽根が回
転するため、流速を確認することが
できます。 個人の許容度に合わせ
ていただければよいのですが、流速
はできるだけ早い状態を維持してく
ださい。(14)
水を注入したら、チューブクランプ
を回して閉じ、コーンを外して、上
部スリーブ端をしっかりと閉めて(
逆流の危険性があります)、下端を
便器内に導きます。 水の大部分が
2、3分で逆流して排出されます。
(15)
トイレの水を流してスリーブの下端
を洗浄します。 次に、コンテナに
残った水を使用してスリーブ内部を
洗浄します。
スリーブの下端部分を折り、一体型
クロージャークランプで固定します
。 腹部を時計方向にマッサージす
ると、灌注処置が容易になる場合が
あります。(16)
灌注が終了する約30分待っている
間に、日常的な作業に専念すること
ができます。(17)
灌注後
- スリーブ を外すには、上部を慎重に
切り離して、ゆっくりと下方に引き
ます。 皮膚を保護するために、何
度にも分けて引っ張らないで、なめ
らかに1回で引き外してください。
- B. Braunフェースプレートを使用し
ている場合、スリーブを外した後に
ベルトおよびフェースプレートを外
してください。
- 皮膚をぬるま 湯で洗浄した後、丁寧
に乾かします。
最後の便の排出が終了した時点で、
スリーブをゴミ箱に捨てます。(18)
B. Braun Petite、Iryfix®、Softima®/Flexima®
MiniまたはSoftima®/Flexima® Active Mini
などの新しいストーマ装置を適用し
てください。(19)
- Softima®/Flexima® Key ベースプレー
トで灌注を使用した場合、通常のポ
ーチを適用してください。
灌注処置が終了したら、Iryflex® の付
属品を切り離して(チュービングか
らコーンを分解するときには特に注
意してください。ゆっくりとした引
張りおよび回転を交互に行ってくだ
さい)、水で洗浄します(やわらか
い石鹸を使用できますが、後で装置
をすすいでください)。 乾燥後、
Iryflex® トイレットバッグに保存して
ください。
使い捨てタイプの装置(スリーブ、ス
トーマキャップおよびポーチ)を再使
用すると、患者にとって危険な場合が
あります。 装置が汚染されるか正し
く機能しないことがあります。 これ
によって、患者が負傷したり致命的疾
病にかかる可能性があります。
このキットに付属の再使用可能な装
置は、それぞれの使用前に慎重に確
認する必要があります。 不具合に気
付いた場合は、新品に交換しなけれ
ばなりません。 平均的使用期間は6カ
月ですが、個人の制約事項によって
短くなることもあります。
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