Ossur ICEROSS POST-OP TT Gebrauchsanweisung Seite 136

注意：Easy Glide コーティングが破損する可能性があるため、アルコールスプ
レーを装着補助具として使用しないでください。
装着
1. Iceross Post-Op ライナーを包装から取り出します。
2. 片手をライナー内側に入れ、爪で傷つけないように注意しながら裏返し
ます（図 3 ） 。
3. ライナーが完全に裏返っていることを確認し、底部を可能なかぎり露出
させます。 ライナーの底部を断端の遠位に直接装着します（図 4 ） 。
4. 下腿切断者の場合：膝を少し曲げます。
5. ライナーを上方まで巻き上げます（図 5 ） 。
6. ライナーの長手方向全体を手で調べ、空気が入っていないことを確認し
ます。 空気が入っている部分があればライナーを装着し直してください。
取り外し
1. Iceross liner を取り外す前に、着用した時間を治療チャートに記録しま
す。
2. ライナーを巻きながら取り外します。
3. 取り外しが終わったら、ライナーを元の位置に戻します。
日常の使用
Iceross Post-Op ライナーは、毎日 2 回、次のように着用してください。
1 日目：朝と午後にライナーを 1 時間着用してください。
2 日目：朝と午後にライナーを 2 時間着用してください。
3 日目：朝と午後にライナーを 3 時間着用してください。
4 日目：朝と午後にライナーを 4 時間着用してください。
これ以降、治療が終了するまでは、毎日、午前と午後の 4 時間ずつの着用を
続けてください。
午前/午後 1 日目
午前 1 時間r
午後 1 時間
注：
* 断端の圧迫による不快感や痛みが患者にある場合は、それよりも大
きなサイズのライナーを選択してください（ 「ライナーサイズの選択」
の項を参照） 。
* 患者がベッドから車椅子に移動するときやトイレに行くときなどに
はライナーを装着するようにしてください。 これによって、移動中
にも必要な圧迫が得られます。 ライナーを使用しないときは、圧迫
療法の効果を継続するためソフトドレッシングを装着してください。
断端の保護と拘縮予防を継続するために、夜間もリジドドレッシン
グ（ORD）を使用してください。
* 午前と午後のセッションの間に必ず 1 時間の休憩を取ってください。
圧迫療法中のサイズの変化
治療チャートテンプレートに断端の測定値を毎日記録し、治療経過を観察し
てください。 治療チャートテンプレートに対応するその他の情報を記入して
ください。
浮腫の改善に応じてライナーサイズを変更し、 圧縮治療を継続してください。
上記のように断端を測定し、適切なライナーサイズを選択してください。
2 日目 3 日目
2 時間 3 時間
2 時間 3 時間
4 日目 5 日目
4 時間 4 時間
4 時間 4 時間
6 日目 7 日目
4 時間 4 時間
4 時間 4 時間
136