製品の説明および用途; 適応／禁忌; 利用可能なモデル - Stryker SIDNE Link Handbuch

製品の説明および用途
SIDNE™システムは、手術室で使用される種々の電子医療機器を中央管
理するよう設計されている電子医療機器です。SIDNEは、医療用カメ
ラ、電動シェイバー、気腹器などの複数の電子機器を、シリアルまたは
Firewire接続で同時に接続して、中央リモートタッチスクリーンコントロ
ールから各機器をコントロールし、指示を送ります。
SIDNEには、ほかの電子機器やリモートタッチスクリーンコントロール
に接続するポートのあるコンソールがあります。コントロール（通常は
タブレットまたはStryker Switchpointルーター）は、SIDNEに接続されて
いる機器を操作するインターフェースの役目を果たすだけでなく、各機
器のステータスを視覚的に表示します。
適応／禁忌
SIDNEは、適合する内視鏡および一般手術機器と併用するよう設計され
ています。SIDNEは、腹腔鏡、内視鏡、関節鏡の使用が適応の一般的な
腹腔鏡検査、鼻咽頭鏡検査、耳内視鏡検査、副鼻腔鏡検査、形成手術で
使用できます。SIDNEを使用できる一般的な内視鏡手術の例には、腹腔
鏡胆嚢摘出術、腹腔鏡ヘルニア修復術、腹腔鏡虫垂切除術、腹腔鏡骨盤
リンパ節切除術、腹腔鏡を使った子宮摘出術、腹腔鏡および胸腔鏡脊椎
前方固定術、前十字靭帯再建術、膝関節鏡検査、肩関節鏡検査、小関節
関節鏡検査、減圧固定術、楔状切除術、肺生検、胸膜生検、背側交感神
経切除術、胸膜癒着術、冠状動脈バイパス手術の内胸動脈切除術、腹
腔鏡視覚化が必要な冠状動脈バイパス移植術、弁置換術中の排血心臓腔
の検査があります。SIDNEは、一般外科医、婦人科医、心臓外科医、胸
部外科医、形成外科医、整形外科医、耳鼻咽喉外科医、泌尿器科医が使
用してください。
利用可能なモデル
SIDNEには2種類のモデル、 SIDNE SuiteとSIDNE Linkがあります。
• SIDNE Suiteは、Stryker iSuite手術室で使用するよう設計されてい
ます。Stryker Switchpointルーターが搭載され、オーバーヘッド手
術用ライトとカメラをコントロールするドライバを使って設定
されています。タッチスクリーンタブレットまたはSwitchpointル
ーターを使ってコントロールできます。
• SIDNE Linkモデルは、iSuite以外の手術室において手術室カー
トに置いて使用するよう設計されています。Switchpointルータ
ー、オーバーヘッドカメラ、ライトは併用できません。SIDNE
Linkモデルは、タッチスクリーンタブレットでコントロールで
きます。
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