7. フォークドロップアウトで自転車を支えるキャリアを使用する場合は、キャリ
アを取り付けまたは取り外しするときに自転車を傾けないように注意してくださ
い。フォークドロップアウトや支柱の構造に破損が生じる原因になります。常に
フォークをクイックリリースにしっかりと締め付け、リアホイールがキャリアに
しっかりと固定されていることを確認してください。自転車が傾いたりキャリア
から脱落したりする場合は、Manitou または認定サービスセンターがフォークの点
検を行うまで自転車に乗らないでください。フォークの脚またはドロップアウト
に損傷があると、自転車のコントロールが取れなくなったり、重度の怪我や死亡
につながる事故が発生したりする危険があります。
8.Manitou 製フォークには、路上での使用に適した CPSC の要件を満たす反射器は
付いていません。路上でフォークを使用する場合は、国および地方自治体の法令
に即した反射器および(または)照明を取り付ける必要があります。
9. 自転車の乗車前には常にホイールを点検し、クイックリリーススキュアーおよ
び(または)スルーアクスルが適切に調整および固定されていることを確認して
ください。
ならし運転
新品のフォークは最初の数回の乗車中にならし運転するように設計さえています(乗
車時間約 20 時間) 。ならし運転の前には、フォークは締まってややひっかかりがある
状態になっています。ならし運転の期間が過ぎるとフォークはずっと滑らかな感触に
なり、最初の乗車時に比べてでこぼこ道での走行時の反応が鮮明になります。20 時
間乗車した後、必要に応じてフォークの各部を再点検して、全体を微調整してくださ
い。
フォークの取り付け – シングルクラウンフォーク
有資格者の自転車整備士に自転車へのフォークの取り付けをご依頼されることを強
くお勧めします。
1. 古いフォークを自転車から取り外します。
2. 自転車のヘッドチューブに合うように、ステアラーチューブ(操縦管)の長さ
を測定して切断します。ステアラーチューブを切断する前に、ステムとヘッドセッ
トのメーカーの説明を参照して、操縦管を固定するためにステアラーチューブの長
さを十分に取ってください。切断部分の下側でステアラーチューブが破損すること
のないように長さを調整してください。
注:ステアラーチューブの長さを測定する際には十分に注意してください。ステ
アラーチューブを短く切断し過ぎた場合、保証は適用されません。
オーナーズマニュアル
安全取扱上の重要事項
不適切に取り付けられたフォークは非常に危険で、重度の怪我や死亡事故に
つながる恐れがあります。
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