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OBJ_BUCH-3302-001.book Page 409 Thursday, October 5, 2017 7:16 AM
RS422 インターフェースの場合、 ベースステーショ
ンと I/O モジュール間をケーブルで接続できる長さ
は最大 1,000m です。ただ、ベースステーションま
での距離が 20m 以上になる場合は、別の電源を I/O
モジュールに供給する必要があります。
ベースステーションと RS422 の接続（図 E 参照）
I/O モジュールとベースステーションは RS422 イン
ターフェースを介して接続します。
– メンテナンス用カバー 8 を取り外します（｢接続
作業について｣、406 ページを参照） 。
– 左中央のケーブルグランド 11 のロックナット 12
を反時計回りに回して外します。
– 5 線のメインケーブル 26 のプラグ側でない端部
を、ケーブルグランド 12 の開口部からターミナ
ルストリップ 18 まで引き出します。
RS422 インターフェースは以下の表に従って取り回
してください。
EXAConnecT
I/O-Module
OY+
1IA+
OZ
–
1IB
–
IA+
1OY+
IB
–
1OZ
–
GND
GND
– ケーブルが正しく接続されていることを確認して
から、ケーブルグランド 11 のロックナット 12 を
時計回りに回して再度締め付けます。
カスケーディング（図 F 参照）
使用可能な入出力の数を 32 に増やすために、2 つの
I/O モジュールをカスケード接続することもできま
す。この場合、2 つ目の I/O モジュールは、1 つ目
の I/O モジュールの空いている RS422 インター
フェースに接続します。
ベースステーションから出される 2 つ目の I/O モ
ジュールのための出力コマンドは、1 つ目の I/O モ
ジュールから 2 つ目の I/O モジュールに自動的に転
送されます。同様に、2 つ目の I/O モジュールの入
力ステータスの変更も、1 つ目の I/O モジュールか
らベースステーションに自動的に転送されます。
RS422 インターフェースは以下の表に従って取り回
してください。
1. I/O-Module
2. I/O-Module
2OY+
1IA+
2OZ
–
1IB
–
2IA+
1OY+
2IB
–
1OZ
–
GND
GND
Bosch Power Tools
デジタル入力のスイッチング （図 G 参照）
デジタル入力は、フォトカプラ入力（ダイオード）
の前に保護回路を I/O モジュール内に設けて切り替
えます。
次の入力電圧範囲が許可されています。
– ハイ信号
–
3.2
26.0 V
– ロー信号
–
0.0
1.3 V
受動部品（ボタン、スイッチなど）や能動部品（デ
ジタル PLC 出力など）を作動させることができま
す。
しかし、受動部品には電源が別途必要になります。
ボタンやスイッチに必要なスイッチング電圧は、必
要な電流が最小限であるため、I/O モジュールや
ベースステーションの電源からも取ることができま
す。
I/O モジュールの入力は 50ms 毎にサンプリングされ
ます。そのため、確実に検知できるよう、印加され
た入力信号は 100ms の位相時間を下回らないように
してください。
デジタル出力のスイッチング（図 H 参照）
I/O モジュールのデジタル出力は、低オン抵抗
（< 0.1Ω）の電子パワースイッチ（パワー MOSFET）
で、電位は供給されず、アースでのみスイッチング
が行われます。そのため、スイッチングを行う必要
がある機器の電源は、外部の電圧／電源ユニットで
確保しなくてはなりません。
許容されるスイッチング範囲は以下の通りです。
– 最大スイッチング電圧
28 V
– 最大スイッチング電流
2 A
他の機器のデジタル入力（内部抵抗が高い）が I/O
モジュールの出力で切り替わる場合は（PLC などか
ら） 、外部の電源ユニットを使用しないでください。
スイッチング電圧は、I/O モジュールやベースス
テーションの電圧から取ることができます。
ベースステーションで供給できるのは 24V 出力で最
大 420mA のみであるため、電源装置（シグナルラン
プなど）には外部の電源ユニットが必ず必要になり
ます。
I/O モジュールのために行うベースステーションの
設定
– ブラウザを開き、アドレスバーに
http://10.10.10.10
を入力します。
▷ ソフトウェアをダウンロードします。
– タブ
EXAConnecT
を選択します。
セットアップ
ボタンをクリックします。
–
▷ EXAConnecT のセットアップ ウィンドウが表示さ
れます。
COM ポート デバイス
– タブ
を選択します。
– I/O モジュールを接続します：
ドロップダウンリストの
COM1 のデバイス
1 609 92A 43G | (5.10.17)
日本語 | 409
または
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