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一回限りのストラップ長の調整-オプシ ョン
1. アリゲータクリップを外し、 ストラップの終端が膝窩部から離れる
ようにストラップを切ります。 次に、 ストラップのアリゲータクリップ
を元に戻します。
2. すべてのストラップで同じ手順を繰り返します。
ス トラップ長の不正調節防止セッ トアップ:
装具は、 調整しやすいように、 ストラップが表側に折り返した状態で出
荷されます。 必要に応じて、 患者が勝手に長さを変えないようにするた
めには、 ストラップを裏返しにし、 裏側の端で折り返します。
1. アリゲータクリップを取り外します。
2. ストラップをDリング/バックルから引き出し、 表側から裏側に、 Dリ
ング/バックルの中に通します(図12)。
3. 付属の両面フックを使ってストラップエンドを固定します(図12)。
4. すべてのストラップで同じ手順を繰り返します。
関節可動域 （ROM） の調整
本装具には、 0 度の伸展ストップがセッ トされた状態で出荷されていま
す。 さらに 5度、 10 度、 15 度、 30度での伸展ストップも付いてきます。
関節可動域の変更方法:
1. 顆部パッ ドをヒンジから剥がします。
2. 留めネジを取り外します。
3. 0度の伸展ストップをスライドさせてヒンジから外します。
4. 使用したい伸展ストップを挿入します。
5. 留めネジで固定します （締めすぎに注意して下さい） 。
6. ヒンジの顆部パッ ドを元に戻します。
注:最適な矯正力は完全伸展状態にて設定されます。 患者が伸展ストッ
プの変更を必要とし、 更なる免荷が必要とされる場合は、 必ずDFS スト
ラップの張力を再調整してください。
装具のメンテナンス
Unloader One® Plusは最小限のメンテナンスや手入れで済むように設
計されています。 以下の簡単なメンテナンスの手順に従い、 装具を良
好な状態に保ってください。
お手入れ方法
•
お手入れをさっと済ませたい場合、 ライナーを付けた状態で
表面をアルコールでしっかり拭きます
•
より入念にクリーニングするには、 ライナー、 ストラップおよび
ストラップパッ ドを取り外します
•
洗濯機は使用しないでください
•
乾燥機に入れないでください
•
刺激の弱い非合成洗剤で手洗いしてください
•
よくすすいでください
•
空気乾燥させてください
注:ストラップの順番は図13～15に示されています。 クイックフィッ ト大
腿コネクタ、 クイックフィ ッ トバックル、 およびシェルは再組み立てを容
易に行えるように、 同じ記号のラベルが付いています。
ヒンジ
•
ヒンジの分解は医療専門家のみが行うようにしてください
•
ヒンジの中に異物 （ほこ り、 草など） がないか定期的に確認し
てください
•
水道水または圧縮空気を使用してヒンジのほこりを取り除い
てください
注:装具を塩水または塩素を含む水の中で使用した場合は、 装具をよ
くすすいで空気乾燥させてください。 定期的なメンテナンスにより、 ヒ
ンジ、 ライナー、 ストラップ、 パッ ドを最適な使用状態に保つことができ
ます。
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