2.3
適切使用のための周辺環境
この装置は以下の条件で使用して下さい。:
• 室内で使用して下さい。
• 海抜2.000 m 以下の場所で使用して下さい。
• 5~40 ºCの周辺温度でご使用下さい。*)
• 最大相対湿度は31 ºC で 80 % 、40 ºCで50 %が限度となります。*)
• 供給電圧の変動幅が公称値に対して10 %を超えないようにご使用下さい。
• 汚染度 2。
• 過電圧カテゴリII。
*) この装置は5~30 ºCの温度 においては、最大80 %の相対湿度まで使用できます。31~40 ºC の温度において
は、湿度は動作を確実にするために比例的に減少させなければなりません(例、35 ºC = 湿度65 %、 40 ºC = 湿
度50 %)。40 ºCを超える場合、装置は使用できません。
2.4
保管および運搬時の周辺環境
保管および運搬時、以下の周辺環境に留意して下さい。:
• 周辺温度 - 20 ~ + 60 ºC。
• 相対湿度 80 %まで。
2.5
危険、警告について
2.5.1
一般指示
► この装置を取り扱い説明書の記載通りに使用しなかった場合、十分な安全は保証されません。
► 必ず地域のコンセント形状にあったコードを使用して、装置を使用して下さい。もしコンセントに改造
ja
が必要な場合は、必ず電気専門家によって行って下さい。
► タイプラベルに表示された値と地域の電圧値が一致することを確認した上で、装置を使用して下さい。
► この装置は必ずアース接続がとれる状態でのみ、コンセントに接続して下さい。
► 電源コードは長さに余裕を持って、コンセントに接続してください。
► 電気部品の作業をする前に、電源から装置を外して下さい。
► 接続コード(電源コードなど)、ホース、ケース(キーパッドなど)に、曲がりやひび割れの損傷や劣
化が認められないか、定期的に検査して下さい。
接続コード、ホース、ケース部品などに欠陥がある場合は、装置の使用を中止して下さい!
► 損傷して装置は、ただちに使用停止して下さい。電源プラグを外して、不意にスイッチが入らないよう
にして下さい。装置を修理に出して下さい!
► 国が定めた事故防止規定を守って下さい!
► 電気機器の使用および安全点検に関して、作業従事者は国家規則を遵守して下さい。ドイツでは、これ
らは、VDE 0701-0702に関連してDGUV(ドイツ法的傷害保険)のルール3です。
► REACH及びSVHCの情報はウェブサイトwww.renfert.com のサポートエリアを参照ください。
2.5.2
固有の指示
► CAMシステムに接続するには、CAMシステムの取扱説明書を遵守し、安全上の注意を守って下さい。
► 国家規則と作業環境において発生する粉塵の許容量に注意して下さい。
職業組合または所轄官庁にお問い合わせ下さい。
► 排気する材料の安全データシートを遵守してください。
► 危険物質の吸引時には人的保護具を着用して下さい。
► 集塵トレーのゴミを捨てる際、または掃除をする際、ゴミの種類に応じた適切な防護具を着用して下さ
い。
► ゴミもしくは、使用済みの集塵フィルターを廃棄する際、地域の規定や事故防止規定に注意して下さ
い!
► 塵埃ケースを閉めた状態でのみ吸引して下さい。
► 吸引ホース無しで使用しないで下さい。
► 可燃性または爆発性のガスまたはスチームを吸い込まないでください。
► 以下の使用方法はリスクを高めるため禁止されています。
ミリングチャンバー内やSLMプリントシステム内で本集塵機を使用した場合、(石こうやレジンなど他の
歯科粉塵と混ざり合っていない)高濃度で高純度の粉末が自発的に発火、爆発、またはプリント用パウダ
ーの(酸化による)潜在的な熱反応を引き起こす可能性があります。
以下のミリング材料およびプリント素材に対しては、他の清掃方法を選択してください。
•木材
•チタン/チタンアルミ合金
•軽量素材または軽金属(アルミニウム、マグネシウムなど)
•コバルトクロムパウダー(SLMシステム用)
チタンなどの軽量な素材を大量に(サンドペーパーなどで)加工した場合、高濃度で高純度の粉塵が大量に
発生し潜在的な発熱反応により自発的に発火する可能性があります。
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