BCP BL6-I06
メンテナンス
サービス手順
オーバーホールおよび予防メンテナンスは、定期的に1年おきか、もし
くは最大25万締め付け後かのどちらか早いタイミングで行うことをお勧
めします。高トルクや長時間の締め付けを行う場合には、より頻繁にオ
ーバーホールが必要になることがあります。 ツールが正しく作動しな
い場合には、ただちに点検に出す必要があります。
オーバーホールでは、すべての部品をきれいに清掃して、不良もしくは
摩耗した部品(例えばOリング)を交換してください。
解体・組立
ツールのネジ接続部は適正トルクで締め付けられることが重要です;組
立分解図の仕様に従ってください。
清掃・点検
すべての部品を、揮発油もしくは類似する洗浄剤できれいに清掃してく
ださい。
清掃後にすべての部品を点検してください。破損および摩耗した部品は
交換してください。
潤滑
特にギア、クラッチを二硫化モリブデンを含むグリース(例: Molykote
BR2 Plus)で潤滑してください。組立分解図を参照してください。組立
前に、Oリングとネジ接続部をグリースで潤滑してください。
有用な情報
アトラスコプコのホームページ www.atlascopco.com にアクセスしてく
ださい
弊社のウェブサイトには、弊社製品、アクセサリ、スペア部品、印刷物
に関する情報が掲載されています。
人間工学ガイドライン
この一般的な人間工学に基づいたガイドラインのリストを読み、姿勢、
コンポーネントの配置、作業環境において改善できるエリアを特定でき
るかどうかを確認して、自分のワークステーションについて考えてみま
しょう。
• 頻繁に休憩をとり作業姿勢を変更すること。
• ワークステーション領域を任意のニーズと作業タスクに適合させる
こと。
• 静荷重を回避するために部品やツールをどこに配置するかを決定
して、使いやすい到達範囲を調整します。
• テーブルや椅子などの作業タスクに適切なワークステーション設
備を使用すること。
• 組立操作中に肩より高い位置または静止保存状態での作業を避ける
こと。
• 肩より高い位置で作業する場合、トルクアーム、ホースリール、
または重量バランサーなどを使用してツールの重量を減少させる
ことにより静的筋の負荷を軽減すること。静的筋への負荷はツー
ルを体に近づけて保持することによって軽減することもできま
す。
• 頻繁に休憩をとること。
• とりわけ、ある程度の力を要する作業において、腕または手首の
無理のある姿勢を避けること。
JA
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安全に関する注意事項
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