第三章 四輪アライナの操作手順
3.1 四輪アライメント操作前の準備作業と制限条件
準備作業には次の内容を含んでいます。
1.ターンテーブルと測定スライドボードの固定ピンが作業位置にあることをチェックします。
2.自動車のトレッドによってターンテーブルの配置位置を調整します。また、測定誤差を避けるために、車輪の前後方向が基本的に
ターンテーブルの中心にあることを確保して下さい。
3.自動車をリフトの上に乗せ、ニュートラルにして、ハンドブレーキを放して、自動車が動くのを防ぐために、ゴム製のバッフルで
後輪を遮ます。
4.リムのサイズとタイヤの空気圧をチェックし、タイヤの摩耗状況及びタイロッドエンドやショックアブソーバーなどステアリング
システムとサスペンションシステムの各部品の状態を調べ、 不合格がある場合、 修理をしてから四輪アライメントを行います。
5.ターンテーブルとリアスライドボードの固定ピンを引き抜き、自動車の車輪が自由な状態になるように車体の前部と後部を力強く
押して、またステアリングホイールの位置をストレートに調整してから、ターンテーブルとサイドスライドボードの固定ピ
ンを取り付けます。
6.クランプと反射ディスクを取り付けます。クランプを取り付けるとき、各クランプの 4 つのクリップがリムのエッジにぴったりと
合わせ、各反射ディスクが 1 つずつの車輪に対応するように気を付けてください。
7.反射ディスクをストレートに設置します。
3.2 初期画面
①→車両の選択と測定
②→ターゲットのモニタリング
③→システム管理
④→顧客管理
⑤→システムの終了
AE5601
→モデルデータを選択して、測定を始めます
→リフトを適切な位置に上げるために、ターゲットボードをモニタリングします(図 2)
→システムの設定を調整します
→顧客資料データベース
→ログアウト画面
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