ITB-P31-12-i06
クラッチのあるツール:クラッチの解放を確認せずに、決して
製品を使用しないでください。クラッチの調整後、直ちに正
確に作動するか確認してください。
反力バーと併用するツール:ツール使用中には決して手を
反力バーに近づけないでください。ツールを作動させる前
に、スピンドルの回転方向を確認してください。 反力が予期
しない方向に作用し、圧挫傷の原因になることがあります。
警告 圧挫の危険
始動前に回転方向を確認してください!予期しない回
転方向に動き出すと、負傷や物的損害が発生するおそ
れがあります。可動部品によって押しつぶされて切断さ
れるおそれがあります。
ツールを始動する前に、ツールの回転方向が正し
►
いことを確認してください。
手指を可動部品に近づけないでください。
►
警告 傷害のリスク
パラメータファイルが正しいことを確認してください。間
違ったパラメータファイルを使用すると、トルクが高くなり
すぎることにより、結果として人体に傷害を引き起こす可
能性があります。
コントローラーに表示されている最大トルクと、ツー
►
ルの技術データに記載されている最大トルクを照ら
し合わせます。互いに必ず一致する必要がありま
す。
サービスとメンテナンス
保守およびメンテナンス全般における安全上の注意
予期しない始動を避けるために、サービス中は常にコントロ
ーラーの電源を切り、取り外し可能なバッテリーを取り外した
ままにしてください。
サービスは、資格のあるスタッフにのみ依頼してください。
クリーニングの手順
部品は湿らせた布で清掃してください。水だけを使用し、溶
剤を含む洗剤は使用しないでください。
Atlas Copcoのサービス技術担当者までご連絡の上、現在
の推奨事項、および特定のツールに関するクリーニングアド
バイスについてお問い合わせください。
ESD トラブルの予防
製品およびコントローラ内のコンポーネントは、静電気に対し
て敏感です。将来の故障を予防するために、ESDが承認し
た作業環境で整備とメンテナンスを行うようにしてください。
下の図は、適切な整備作業ステーションの例を示します。
© Atlas Copco Industrial Technique AB - 9846 0146 00
パワーツールの一般的な安全警告
警告 このパワーツールに付属するすべての安全警告、
指示、図、仕様をお読みください。
以下に列記したすべての指示に従わない場合、感電、
火災および/あるいは重傷に至る危険性があります。
今後の参考のために、すべての警告と注意事項を保管
しておいてください。
警告における用語「パワーツール」は、主電源動作(コード付
き)パワーツールやバッテリ動作(コードレス)パワーツールを
指します。
作業エリアの安全
• 作業エリアは清浄で、照明が十分な状態を維持してくだ
さい。散らかっていたり、照明が十分でないと、事故を招
くことがあります。
• 可燃性の液体、ガスまたは粉塵が存在するような爆発性
の雰囲気でパワーツールを使用しないでください。パワ
ーツールが火花を発生し、粉塵や噴煙に引火するおそ
れがあります。
• パワーツールの使用中は、子どもや第三者を近づけな
いでください。気を取られると、操作を誤る可能性があり
ます。
電気的安全
• パワーツールのプラグは、コンセントと適合している必要
があります。いかなる形でも決してプラグを改造しないで
ください。アース(接地)されたパワーツールでアダプタ
プラグを扱わないでください。改造されていないプラグお
よび適合しているコンセントを使用することで感電の危
険性が低下します。
• 接地された面 (パイプ、ラジエータ、レンジ、冷蔵庫など)
に身体が触れないようにしてください。使用者の身体が
接地されると、感電の危険性が高まります。
• パワーツールを雨や湿った条件下にさらさないでくださ
い。パワーツールに水が入ると、感電の危険性が高まり
ます。
• コードの間違った使い方をしないでください。パワーツー
ルを運んだり、引いたり、プラグを抜いたりするのに決し
てコードを使わないでください。コードは、熱、油、鋭利
な物の縁、パーツの可動部に近づけないでください。損
傷したり、絡まったりしたコードを使用すると、感電の危
険性が高まります。
• 屋外でパワーツールを使用するときは、屋外での使用に
適した延長コードを使用してください。屋外での使用に
適したコードを使用することで感電の危険性が低下しま
す。
Safety Information
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