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PETZL Eject Handbuch Seite 22

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JP
本書では、 製品の正しい使用方法を説明しています。 技術や使用
方法については、 いくつかの例のみを掲載しています。
製品の使用に関連する危険については、 警告のマークが付いて
います。 ただし、 製品の使用に関連する危険の全てをここに網羅
することはできません。 最新の情報や、 その他の補足情報等は
Petzl.com で参照できますので、 定期的に確認してください。
警告および注意事項に留意し、 製品を正しく使用する事は、 ユー
ザーの責任です。 本製品の誤った使用は危険を増加させます。
疑問点や不明な点は (株) アルテリア (TEL 04-2968-3733) にご
相談ください。
1.用途
本製品は墜落からの保護を目的として使用する個人保護用具
(PPE) です。
ツリーケア用調節型フォールスクロッチです。
人ひとりに対して使用可能な Type B 仮設アンカー (EN
795:2012 type B) です。
CEN/TS 16415 に適合したアンカー: レスキューの状況では2人
での使用が可能です。
プーリー (EN 12278:2007 規格適合) です。
EJECT により、 ANSI Z133 規格に準じた作業が可能です。
本製品の限界を超えるような使用をしないでください。 また、 本
来の用途以外での使用はしないでください。
責任
警告
この製品を使用する活動には危険が伴います。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保につい
てその責任を負うこ とと します。
使用する前に必ず:
- 取扱説明書をよく読み、 理解してください
- この製品を正しく使用するための適切な指導を受けてください
- この製品の機能とその限界について理解してください
- この製品を使用する活動に伴う危険について理解してください
これらの注意事項を無視または軽視すると、 重度の傷害や死
につながる場合があります。
この製品は使用方法を熟知していて責任能力のある人、 あるい
はそれらの人から目の届く範囲で直接指導を受けられる人のみ
使用してください。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保について
責任を負い、 またそれによって生じる結果についても責任を負う
こととします。 各自で責任がとれない場合や、 その立場にない場
合、 また取扱説明書の内容を理解できない場合は、 この製品を
使用しないでください。
2.機能の原理と確認
EJECT は、 樹冠内に作業ロープをセッ トするための回収可能なフ
ォールスクロッチです。
ゲート付アタッチメントポイントがロックされている場合にの
み、 作業ロープのセッ トが可能です。
ゲート付アタッチメントポイントは、 オープニングレバーが右に
押されると開きます。 この操作は、 ロープが滑車にセッ トされて
いる時にはできません。
セッ ト毎に、 システムの使用を開始する前に、 ランヤード等の他
のシステムで安全確保を取った状態で、 作業ロープに荷重をか
けて機能確認を行ってください。
誤操作防止用タブ
誤操作防止用タブは、 ロック/ロック解除のためのアタッチメント
ポイントとオープニングレバーの相互の動作を確実にします。 操
作の必要はありません。
タブおよびレバーを同時に操作すると、 システムが動かなくなる
可能性があります (危険はありません)。 その場合は、 オープニン
グレバーを解除するためにタブを押してください。
3.各部の名称
(1) プーリー、 (2) ストラップ、 (3) 調節器、 (4) ストラップ (余長)、 (5)
ゲート付アタッチメントポイント、 (6) ラッチ、 (7) オープニングレ
バー、 (8) 誤操作防止用タブ、 (9) スプリング、 (10) 滑車、 (11) ストラ
ップ接続ポイント、 (12) 回収用ボール
主な素材: アルミニウム、 スチール、 ナイロン、 ストラップ: ポリエ
ステル
4.点検のポイン ト
器具の状態は、 ユーザーの安全に大きく関係します。
ペツルは、 十分な知識を持つ適任者による詳細点検を、 少なく
とも 12 ヶ月ごとに行うことをお勧めします (国や地域における
法規や、 使用状態によっても変わります)。 警告: 使用頻度によっ
ては、 より頻繁に個人保護用具 (PPE) を点検する必要がありま
す。 Petzl.com で説明されている方法に従って点検してください。
個人保護用具 (PPE) の点検結果を点検フォームに記録してくだ
さい: 種類、 モデル、 製造者の連絡先、 個別番号、 製造日、 購入日、
初回使用時の日付、 次回点検予定日、 問題点、 コメント、 点検者の
名前および署名。
製品本体に次回点検日を記入することをお勧めします。
毎回、 使用前に
製品にひび割れ、 変形、 傷、 切れ目、 毛羽立ち、 磨耗、 異物の詰ま
り等がないことを確認してください。
ストラップの重要な縫製部分の状態を確認してください。 縫製糸
にゆるみや切れ目がないことを確認してください。
ロッキングシステムの状態および動作を確認してください (オ
ープニングレバー、 アタッチメントポイント、 ラッチ、 誤操作防止
用タブ)。
使用中の注意点
この製品および併用する器具 (連結している場合は連結部を含
む) に常に注意を払い、 状態を確認してください。 全ての構成器
具が正しくセッ トされていることを確認してください。
TECHNICAL NOTICE EJECT
5.適合性
この製品がシステムの中のその他の器具と併用できることを確
認してください (併用できる = 相互の機能を妨げない)。
フォールスクロッチと併用する器具は、 使用する国における最新
の規格に適合していなければなりません (例: ヨーロッパにおけ
るロープの規格 EN 1891)。
フォールスクロッチは、 ツリーケアに関連する規則に基づいて
選定された樹冠内のアンカーにセッ トする必要があります。 フォ
ールスクロッチの強度は、 このアンカーの強度を上回ることは
ありません。
アンカーの直径は 10 cm を上回る太さでなければなりません。
6.フ ォールスクロッチのセッ ト方法
アタッチメントポイントを開くには、 オープニングレバーを右に
押してください。 アンカーにストラップをかけ、 調節器に通してく
ださい。 ストラップのループをアタッチメントポイントに接続し、
アタッチメントポイントをロックしてください。
調節器で位置を調節し、 プーリーの位置を確定してください: 調
節器の角度を変えることでストラップ上をスライドします。
プーリーにロープを通すには、 オープニングレバーを上に押して
ください。 回収可能にするために、 ロープのアイスプライスが滑
車の左側にく るようにしてください。
その他のセッ ト方法
2つのアンカーを使用する (図参照)。
シングルロープのセッ ト: ストッパーノッ トでプーリーに対してロ
ックするようにします。
警告: ストッパーノッ トには、 カラビナをクリップするためのルー
プがなければなりません。
大きな直径のアンカーに対応するためにストラップを連結す
る方法: メインのストラップの大きなループと、 追加するストラ
ップの小さなループをガースヒッチで連結します。 アタッチメン
トポイントに、 追加したストラップの大きなループを接続してく
ださい。
調節器なしでの使用: プーリーの位置の2本のストラップの角度
を、 90 度以下に維持してください。
7.回収方法
フォールスクロッチの回収は、 ユーザーがシステムに荷重をかけ
ていない際に可能です。
アタッチメントポイントを開くには、 オープニングレバーを右に
押します。 この動きはロープが滑車にセッ トされている間はで
きません。
ロープのアイスプライスに回収用ボールを取り付けて、 右側から
ロープを引いてください。
付属の回収用ボールを使用してください。 警告: 他のボールを
使用する場合は、 紐の長さが付属の回収用ボールの紐の長さ
に近い必要があります。 より短い紐では、 回収システムは機能し
ません。
ロープが滑車から抜けると、 回収用ボールの紐がロープよりも
細いことでオープニングレバーが解除され、 回収用ボールによ
り右側に押されます。 この動きにより、 アタッチメントポイントが
開きます。 ストラップは樹幹の周りをスライドし、 フォールスクロ
ッチが落下します。
製品が地面に落下した場合、 次回使用する前に、 製品の状態お
よび機能の詳細点検を行ってください。
地面に落とさず回収
フォールスクロッチを地面に落とさないことを推奨します。 回収
用ボールのホールに、 フォールスクロッチの落下を防ぐためのシ
ステムを接続することができます。
8.性能
最大使用荷重: 250 kg
破断強度: 25 kN
ホーリングの効率:
F = 1.05 M
効率: 95 %
効率は器具と併用可能な最小径のロープで測定されています。
9.スペアパーツ
ストラップの交換: 新しいストラップの小さなループをストラップ
接続ポイントに接続し、 スクリューがしっかり締まっていることを
確認してください。
10.補足情報
本製品は個人保護用具に関する規則 (EU) 2016/425 に適合して
います。 EU 適合宣言書は Petzl.com で確認できます。
- 墜落距離を短く し、 危険を少なくするため、 アンカーが適切な
位置に設置されていることを確認してください。 墜落時に製品
が損傷するリスクを抑えるため、 アンカーより低い位置で作業し
てください
- 荷重の方向は、 ロープの方向により決まります
- ユーザーは、 この製品の使用中に問題が生じた際にすみやか
に対処できるよう、 レスキュープランとそれに必要となる装備を
あらかじめ用意しておく必要があります
- フォールアレストシステムの一部としてアンカーを使用する場
合は、 墜落が止められた時にユーザーにかかる衝撃荷重を 6 kN
以下に抑えるための手段を講じる必要があります
- 母材に伝わるおそれのある最大荷重は約 18 kN です。 荷重が
かかるとフォールスクロッチが伸びることがあります (100 cm)。
- ロープの状態 (濡れている、 凍っている) によってプーリーの効
率は変わります。
- この製品を吊り上げ作業には使用しないでください
- システム用のアンカーは、 ユーザーの体より上にとるようにして
ください。 アンカーは、 最低でも 12 kN の強度を持ち、 EN 795 の
要求事項を満たしていなければなりません
- フォールアレストシステムでは、 墜落した際に地面や障害物に
衝突することがないよう、 毎回使用前に十分なクリアランスがユ
ーザーの下に確保されていることを確認する必要があります
- フォールアレストシステムで身体のサポートに使用できるのは、
フォールアレストハーネスのみです
- 複数の器具を同時に使用する場合、 1つの器具の安全性が、 別
の器具の使用によって損なわれることがあります
- 警告、 危険: 製品がざらざらした箇所や尖った箇所でこすれな
いように注意してください
- ユーザーは、 高所での活動が行える良好な健康状態にあること
が必要です。 警告: ハーネスを着用して動きの取れない状態のま
ま吊り下げられると、 重度の傷害や死に至る危険があります
- 併用する全ての用具の取扱説明書をよく読み、 理解してくだ
さい
- 取扱説明書は、 製品と一緒にユーザーの手に届かなければな
りません。 また、 取扱説明書は製品が使用される国の言語に訳さ
れていなければなりません
- 製品に記されたマーキングが読めなくならないように注意し
てください
廃棄基準:
警告: 極めて異例な状況においては、 1回の使用で損傷が生じ、
その後使用不可能になる場合があります (劣悪な使用環境、 海
に近い環境での使用、 鋭利な角との接触、 極端な高 / 低温下で
の使用や保管、 化学薬品との接触等)。
以下のいずれかに該当する製品は以後使用しないでください:
- 大きな墜落を止めた、 あるいは非常に大きな荷重がかかった
- 点検において使用不可と判断された。 製品の状態に疑問が
ある
- 完全な使用履歴が分からない
- 該当する規格や法律の変更、 新しい技術の発達、 また他の器
具との併用に適さない等の理由で、 使用には適さないと判断
された
このような製品は、 以後使用されることを避けるため廃棄して
ください。
アイコン:
A.耐用年数 - B.マーキング - C.使用温度 - D.使用上の注意 - E.ク
リーニング - F.乾燥 - G.保管 / 持ち運び - H.メンテナンス - I.改造
/ 修理 (パーツの交換を除き、 ペツルの施設外での製品の改造お
よび修理を禁じます) - J.問い合わせ
3年保証
原材料および製造過程における全ての欠陥に対して適用されま
す。 以下の場合は保証の対象外とします: 通常の磨耗や傷、 酸化、
改造や改変、 不適切な保管方法、 メンテナンスの不足、 事故また
は過失による損傷、 不適切または誤った使用方法による故障。
警告のマーク
1.重傷または死につながるおそれがあります。 2.事故や怪我につ
ながる危険性があります。 3.製品の機能や性能に関する重要な
情報です。 4. し てはいけない内容です。
トレーサビリティ とマーキング
a.個人保護用具の規格の要求事項に適合。 EU 型式検定を行っ
た公認認証機関 - b.この個人保護用具の製造を監査する公認機
関の ID 番号 - c. ト レーサビリティ: データマトリクスコード - d.直
径 - e.個別番号 - f.製造年 - g.製造月 - h.ロッ ト番号 - i.個体識
別番号 - j.規格 - k.取扱説明書をよく読んでください - l.モデル
名 - m.製造者住所 - n.設置指示 - o.人ひとりに対して使用 (EN
795) または2人に対して使用 (TS 16415) できます - p.アンカー
に対しての位置: 墜落距離を抑え、 振られによるリスクを軽減す
るために、 アンカーより低い位置を維持してください - q.破断強
度 (MBS) および最大使用荷重 (WLL) - r.製造日 (月/年) - s.マーキ
ングを消さないでください - t.ロープのセッ ト方向 - u.ストラップ
のセッ ト方向 - v.ストラップの長さ
G0015900C (020221)
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