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5.5 アモータイザー耐衝撃システム
アモータイザー耐衝撃ムーブメントホルダーは、外部の衝撃から機械式
ムーブメントを保護します。特許を取得したこの画期的なシステムは、金
属製のインナーケースの内側にあえてエラストマー素材のホルダーを取
り付けることで外部からの衝撃で生じるエネルギーを吸収します。また、
インナーケース素材にミューメタルや軟鉄を採用した商品はさらに高い
耐磁性をも併せ持ちます。
5.6 ローターロックシステム
一部モデルでは、アモータイザー耐衝撃ムーブメントホルダーと併せてロ
ーターロックシステムが組み込まれています。バックケースの回転盤を操
作することによってローターの回転運動をロック、アンロックに切り替えるこ
とができます。ローターロックシステムを「ON」にセットするとローターの回
転が止まり、衝撃エネルギーがムーブメントに伝わるのを防ぎムーブメン
トを保護します。尚、この設定をした場合は手巻き式の時計と同様の機能
になり、パワーリザーブの残量がある限り動作し続けます。一方で、ロータ
ーロックシステムを「OFF」にセットするとローターが回転し、自動巻きムー
ブメントとして機能します。
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5.7 スプリングロック®耐衝撃システム （ヒゲゼンマイ変形防止）
ムーブメント表記に"SL"が付いているもの(RR1101-SLなど)
ボール ウォッチが特許を取得した新システム 「スプリングロック」は特殊
なケージでひげゼンマイ全体を覆いつくすことにより、外部からの強い
衝 撃 を 緩 和 し 、 ひ げ ゼ ン マ イ へ 伝 わ る ダ メ ー ジ を 軽 減 さ せ ま す 。
【耐衝撃時計】の規格 ISO1413では、機械式時計が衝撃を受けた際の
最大残留効果として60秒/日を超えてはならないと定めていますが、
「スプリング ロック®」はそのような衝撃を最大で66%軽減し、時計の高精
度を維持します。
5.8 スプリングシール耐震システム
スプリングシール耐震システムは衝撃を受けた場合でも緩急針が不用意
に動いてしまうことを防ぎ、ムーブメントの精度を保ちます。ボール ウォッ
チの時計技術者によるムーブメントの初期調整後は 「SpringSEAL
急針を固定し、衝撃から保護します。つまり強い衝撃を受けても時計を調
整し直す必要がありません。「SpringSEAL®」が優れた緩急針の耐震シス
テムとして精度と保護効果をしっかり保ちます。
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®
」 が緩
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