滅菌用ケースの用途 - Stryker Surgical Anleitung

滅菌用ケースの用途
滅菌用ケースは、滅菌時に外科用器具を入れて保護する目的で使用される、プラ
スチックまたは金属製の容器です。インターロックケースおよび蓋から構成され、
それぞれの持つ微細な孔を通してケースに入る滅菌剤でケース内の器具を滅菌で
きる仕組みです。
滅菌用ケースには通常、滅菌処理中に機器を固定するシリコーン製フィンガー
マットまたはデバイスホルダーが備えられます。スタック可能な内部ケースにより、
個々の器具を隔離できる機種もあります。
警告
• これらの手順は、本書で特定するケースおよび器具の滅菌について
のみ検証済みです。本書で示していない組み合わせやパラメータを使用
すると、滅菌が不完全となるおそれがあります。
• これらの手順は、個々の器具に付属のクリーニング手順書に替わるもの
ではありません。滅菌前に、すべての器具を、該当するユーザーマニュ
アルの指示通りに洗浄してください。
• 医療器具を再処理する際には、手袋、保護眼鏡等の適切な保護具を着用
してください。
• 滅菌前に器具とケースの両方を洗浄してください。洗浄しておかないと、
滅菌が不完全になります。
• 滅菌用ケース、その蓋、および内部構成部品は1つのシステムとして使
用されることを意図して設計、検証されています。構成部品をシステム
から分離して個別に（または別途組み合わせて）使用しないでください。
滅菌が不完全になる恐れがあります。
• 使用前に、ケースやその構成部品に亀裂や剥離などの破損がないか視認
で点検してください。破損の認められるケースは使用しないでください。
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