Ossur ICEROSS SLEEVE Bedienungsanleitung Seite 53

ソケットの装着
注意：スリーブが装着されるときに吸引懸垂を維持するために、ソケットは
気密でなければなりません。
注意：ソケットの近位上縁は滑らかで、デバイスに損傷を与え得る鋭角がな
いようにしてください。
使用
装着
1. デバイスを真ん中あたりまで裏返して、遠位部の内側面が半分ほど表に
出るようにします。
2. スリーブを広げながらソケットの上縁にかぶせ、遠位側の部分を完全に
巻いて下ろします（図 2 ） 。
3. ソケットの上縁が完全に見えるように、スリーブの上部分を巻いて下ろ
します。
4. 義肢の位置合わせをして、ソケットに足を入れます。
5. 両手でデバイスを巻き上げます。 皮膚に負担がかかることがあるため、
端を引っ張っぱらないようにしてください（図 3 ） 。
膝蓋靭帯に高い圧力がかからないよう、膝を少し曲げた状態でデバイスを装
着してください。
デバイスは近位端で傷のない皮膚に直接装着して、正しい懸垂性能を得る必
要があります。
注意 : 開放創や皮膚が損傷している場合、創傷とデバイスが直接接触しないよ
うに包帯またはその他の適切な被覆材で覆う必要があります。
注意 : デバイス装着直前に断端にローションなど液体をつけないでください。
デバイスの損傷を防ぐため、断端は清潔で乾燥した状態にしておく必要があ
ります。
洗浄とお手入れ
残存肢を毎日洗浄することが大切です。マイルドな pH バランス、 100 ％無香
料 無着色の液体石鹸の使用をお勧めします。肌が乾燥している場合は、肌に
うるおいを与え、肌を柔らかにするために、pH バランス、 100 % 香料 無色素
のローションなどをつけてください。
毎日、使用後および使用前にデバイスを洗浄してください。
• デバイスを裏返しにします。
• pH バランスの取れた、 100 ％無香料および無染料の液体石鹸で洗ってく
ださい。
• 洗浄後、ぬるま湯でデバイスを十分に洗い流し、糸くずの出ない布で両
側を軽くたたくようにして乾かしてください（図 4 )。
• このデバイスは、低回転速度で中性洗剤を用いて洗濯機で洗浄 ( 40° C) す
ることもできます。柔軟剤や漂白剤などの製品や洗浄剤はデバイスに損
傷を与える恐れがあるため、使用しないでください。
• デバイスは、再利用する前に一晩乾燥させる必要があります。
• クリーニング後は、必ずデバイスをニュートラルな状態に戻してくださ
い。ライナーが損傷する可能性があるため、デバイスを裏返しで保管し
ないでください。
注意：皮膚の健康状態を毎日確認する必要があります。異常が認められた場
合には、使用を中止し、速やかに医療機関にご相談ください。
注意 : 一般的な家庭用品または入浴剤が皮膚刺激を引き起こしたり、その一因
となることがあるので注意してください。 例えば、 石けん、 デオドラント、 香水、
研磨剤入りクリーナー、エアゾールスプレー、アルコールスプレーなどです。
注意 : デバイスの使用により、安定性または懸垂が損なわれるような過度の発
汗が生じた場合には、デバイスを取り外し、デバイスと残存肢の両方を乾か
してから使用してください。
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