3. ハンドガードに損傷がないか点検します。
防振装置の点検方法
防振装置は、ハンドルの振動を軽減します。防振ユニッ
トは、製品本体とハンドルユニットを隔離します。
1. 変形や損傷がないか目視点検します。
2. 防振ユニットが正しく取り付けられていることを確
認します。 (図 17)
マフラーの点検方法
警告:
マフラーを付けていない、または
マフラーに不具合のある製品は使用しない
でください。マフラーに損傷があると、騒音
レベルと火災発生の危険性が高くなります。
スパークアレスタースクリーンを取り付け
ていない、または損傷している製品は使用し
ないでください。損傷したスパークアレス
タースクリーンは交換してください。
警告:
マフラーは、操作の前後およびア
イドリング速度時に非常に高温になります。
注意:
スパークアレスタースクリーンが
頻繁に詰まる場合は、触媒コンバーターの性
能が落ちている可能性があります。サービ
ス代理店にマフラーの点検を依頼してくだ
さい。スパークアレスタースクリーンが詰
まっていると、オーバーヒートの原因とな
り、シリンダーやピストンが損傷するおそれ
があります。
警告:
マフラーの内側には、がんを引き
起こす可能性のある化学物質が存在します。
マフラーが損傷している場合は、これらの部
品に触れないように注意してください。
マフラーは騒音レベルを最小限に抑え、排気ガスを作業
者から遠ざける働きをします。触媒コンバーター付きマ
フラーは、有害な排気ガスを低減します。
1. エンジンを止めます。
2. 損傷や変形がないか目視点検します。
3. マフラーが本製品に適切に取り付けられていること
を確認してください。
4. スパークアレスタースクリーンをワイヤーブラシで
清掃します。 (図 18)
ブレードとブレードガードの点検方法
ブレードの外縁(A)は、ブレードガードとして機能し
ます。また、ブレードガードは、ブレードが作業者に誤
って当たるのを防ぎます。
(図 19)
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1. エンジンを停止し、カッティングユニットが完全に
止まったことを確認します。
2. スパークプラグから、スパークプラグキャップを外
します。
3. 保護グローブを着用します。
4. ブレードとブレードガードに損傷や歪みがないこと
を確認します。損傷や歪みのあるブレードは必ず交
換してください。
5. カッティングユニットのネジが取り付けられている
ことを確認します。7~10 Nm の締付トルクでネジ
を締め込みます。 (図 20)
燃料の安全について
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
•
本製品に燃料やエンジンオイルが付着している場合
は始動しないでください。不要な燃料やオイルを本
製品から除去し、乾かしてください。
•
衣服にガソリンをこぼした場合は、すぐに着替えて
ください。
•
燃料が身体に付着しないようにしてください。負傷
する場合があります。身体に燃料が付着した場合
は、石鹸と水を使用して燃料を洗い流してください。
•
エンジンに漏れがある場合は、本製品を始動しない
でください。エンジンに漏れがないかどうかは定期
的に点検してください。
•
燃料に注意してください。燃料は可燃性で蒸気には
爆発性があるため、負傷や死亡に至ることがありま
す。
•
燃料の蒸気を吸引しないでください。負傷の原因に
なることがあります。十分な空気の流れを確保して
ください。
•
燃料やエンジンのそばで喫煙しないでください。
•
燃料やエンジンのそばに温かい物を置かないでくだ
さい。
•
エンジンの稼働中は、燃料を補充しないでください。
•
燃料の補充は、エンジンが冷えてからにしてくださ
い。
•
燃料を補充する前に、燃料タンクのキャップを開け
て慎重に圧力を解放してください。
•
屋内でエンジンに燃料を補充しないでください。十
分な空気の流れがないと、窒息や一酸化炭素中毒に
よって負傷や死亡に至ることがあります。
•
燃料タンクキャップを完全に締め込んでください。
燃料タンクキャップが締め込まれていない場合、火
災発生の危険があります。
•
始動する前に、 燃料を充填した場所から本製品を 3 m
(10 フィート)以上移動させてください。
•
燃料タンクいっぱいに充填しないでください。高温
になると、燃料が膨張します。燃料タンクの上部に
余裕があるようにください。
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