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Yamaha Oboe Benutzerhandbuch Seite 4

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木製管体に関するご注意
ヤマハオーボエは管体の材質に天然の木(グラナディラなど)を用いています。
そのため、金属やプラスチックに比べて温度変化や乾湿の影響を受けやすい性
質をもっています。とくに急激な温度、湿度の変化があると木部が微妙に変化
し、管体にひび割れを起こしたり、キイの作動不良を起こすことがあります。
また、オーボエは管体の肉厚が厚く、他の木管楽器よりもデリケートですので、
取り扱いには充分ご注意ください。
● 冬は手で楽器を充分に温めるなどして、楽器全体が室温に慣れてから、吹奏をはじめて
ください。息を吹き込んで管内を温めることは絶対にしないでください。そうされます
と管体に急激な温度変化をもたらし、管体がひび割れするなど損傷する場合があります。
● 使い始めの 1 〜 2 ヶ月は長時間演奏せず、徐々に吹き込んでください。最初の1週間は
1 日に 20 〜 30 分の使用にとどめ、 その後は 1 日につき 10 分くらいずつ延ばして行っ
てください。
● ご使用のあとは、必ず付属のクリーニングスワブで管内の水分や汚れを充分拭き取って
ください。
オーボエは大変デリケートな楽器です。次のような使い方は、管体を傷める原
因になりますので避けてください。
● 直射日光の下での長時間演奏や保管
● 雨の中や湿気の多い場所での演奏や保管
● ストーブやファンヒーターなど、火気の近くでの演奏や保管
● クーラーなどの冷風が直接当たる場所での演奏や保管
楽器を良い状態で長時間維持するために、次の事項に充分配慮してください。
● ご使用のあとは、必ず付属のクリーニングスワブで管内の水分や汚れを充分拭き取って
ください。→ P.7「演奏後のお手入れ」
● 一時的に楽器を置く場合は、クリーニングスワブで水分や汚れを充分拭き取り、安定し
た場所にキイを上向きにして寝かしてください。→ P.10「オーボエの保管上のご注意」
● 演奏終了後は必ずケースに入れて保管してください。保管場所は高温多湿の場所は避け
てください。
● ケース内に濡れたガーゼやクロスなどを絶対に入れないでください。
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