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本装置を使用する前に次の指示をよくお読みください。 本装置が適正に
機能するためには正しい使用法が不可欠です。
対象ユーザープロフ ィール :対象ユーザーは、 適切な訓練を受けた医療従事者、 患
者、 患者の看護人とします。 ユーザーは、 取扱方法に記載の指示、 警告および注意事
項をすべて読み、 理解した上で身体的に実行できる必要があります。
用途/適応症 :腰をサポートするように設計されており、 仙腸関節痛や機能障害、 腰
痛、 捻挫/挫傷のある方に適している可能性があります。
性能特性 :弾性または半剛性構造によって動きを制限するように設計されたソフト
グッズ/半剛体。
禁忌 :圧縮および/または圧迫骨折、 不安定型骨折、 変位骨折の結果として悪化する
危険のある肺疾患、 心臓血管、 または骨格の状態。 本品に含まれる材料のいずれか
にアレルギーがある場合は使用しないでください。
警告および注意 : 本製品の使用中に疼痛、 腫れ、 感覚の変化、 過度の変色、 皮膚への
刺激または異常な反応を感じた場合は、 すぐに医療専門家に相談してください。 サポ
ートパネルの歪み、 編ひものほつれや劣化に気づいたら、 使用を中止してください。
ブレースは着衣の上から装着するようにデザインされています。 適切なサポートと機
能を確実にするため、 必ず患者に合ったサイズのブレースを使用してください。 ブレ
ースがうまく フィッ トしない場合は、 医療専門家による調節が必要となります。 特に年
配の患者に使用する場合は、 過度に圧力がかかるおそれがあるため、 ブレースをきつ
く しすぎないように注意する必要があります。 継続して使用する場合は、 必ず適切な
張り具合に関する指示を受けてください。 保証期間内に製品の品質に関する問題が
生じた場合は、 医療専門家の診察を受け、 交換してください。 耐久性に影響を及ぼす
ため、 ブレースを保湿剤、 化学薬品、 溶媒にさらさないでください。 この製品は、 適切
な訓練を受けた専門家が処方し、 取り付ける必要があります。 使用の頻度および期間
は、 担当の医療専門家が決定してください。 医療専門家がいない状態で装置の改造を
しないでください。 この取扱説明書に記載されていない方法では装置を使用しない
でください。 小さな部品を誤飲しないように、 3歳未満の子どもの手の届かないところ
に保管してください。 開放創には使用しないでください。 破損していたり、 パッケージ
が開いている場合は、 本装置を使用しないでください。 注記 : 本装置の使用によって重
大なインシデントが発生した場合は、 メーカーおよび所轄官庁に連絡してください。
装着手順 :
サイズ :
1.
はじめに、 患者の股関節のもっとも広い部分の約2.5 cm (1" ) 上の周囲長を採寸
します。 外周採寸が所定サイズとサイズの間に該当する患者については、 大きい
方のブレースを選択します。
2.
患者のサイズを、 下の採寸チャートに合わせます。
サイズ
S/M
L/XL
フ ィ ッティ ング :
3.
ウエストベルト周りを調整するには、 背面パネル部分の面ファスナー
(フックとループ) アタッチメントの先端を合わせます。 反対側も同様にします。
( 図 A)
注記 : プルタブは、 患者の右または左側に向けることができますが、 装着ミッ トを備え
たループ外延部はプルタブの反対側に固定する必要があります。
装着手順 :
4.
ループ外延部からプルタブを外し、 ブレースを反対方向に引く ことにより、 ブレー
スを緩めます。 ( 図 B)
5.
ベルトを股関節の最も広い部分の約2.5 cm (1" ) 上に巻き、 ベルトが臀部の割
れ目のすぐ上になるように、 後部を腰の中央線に合わせます。 着用ミッ トのフッ
ク部分をループの外延部に固定します。 ( 図 C)
注記 : ブレースを当て直す場合は、 着用ミッ トポケッ トに手を入れると、 ベルトの移動
が簡単になります。
6.
ブレースを締め付ける前に、 後方部が患者の両側で均等になっているか確認し
てください。
7.
ブレースを締めるには、 プルタブの穴に親指を通します。 体から引き離します。
締めたら、 プルタブをループの外延部に固定します。 必要に応じて圧縮を調整し
ます。 ( 図 D )
外周採寸
122 cm (48" ) 未満
125 cm - 152 cm (49" - 60")
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