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疲労時や飲酒後、視野・判断力・動作に影響を及ぼ
すような医薬品を服用したときは、絶対に本製品を
使用しないでください。
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濃霧、大雨、強風、厳寒など、気象条件の悪いとき
は、本製品を使用しないでください。悪天候下で作
業をすると疲労するばかりでなく、地面の凍結、予
期しない方向への伐倒などのリスクが増加するおそ
れがあります。
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カッティング装置に欠陥があったり、ガイドバーと
ソーチェンの組み合わせが誤っていたりすると、キ
ックバックの危険性が高くなります!弊社の推奨す
るガイドバーとソーチェンの組み合わせで使用し、
指示通りにヤスリをかけてください。手順について
Accessories(アクセサリー)274 ページ 」
は、「
を参照してください。
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ガイドバーやソーチェン、カバー類が正しく装着さ
れていない状態では、絶対に本製品を始動しないで
ください。手順については、「
ジ 」を参照してください。本製品にバーとソーチェ
ンが取り付けられていないと、クラッチが緩んで重
傷を負うおそれがあります。
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本製品を室内で始動しないでください。排気ガスを
吸入すると危険です。
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周囲をよく見回し、人や動物が本製品に触れる危険
がなく、本製品の制御に影響しないことを確認して
ください。
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集中力が欠けると、近くの枝や木などにガイドバー
のキックバックゾーンに当たり、キックバックが起
こるおそれがあります。
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チェンソーを操作するときは、決して片手で握らな
いでください。チェンソーは片手では安全にコント
ロールできません。自分がけがを負うおそれがあり
ます。常に、ハンドルを両手でしっかりと握ってく
ださい。
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チェンソーを持つときは、必ず右手で上部ハンドル
を、左手でフロントハンドルを握ってください。親
指とその他の指でハンドルを包むように持ちます。
250
はじめに 254 ペー
右利き、左利きに関わらず、この方法で握ってくだ
さい。キックバックの影響を最小限に抑え、チェン
ソーを制御するのに適した握り方です。ハンドルか
ら手を放さないでください。
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肩より高い位置でチェンソーを使用しなでくださ
い。
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事故が起こった場合に助けを求めることができない
状況下では、本製品を使用しないでください。
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木くずがクラッチカバーに詰まって、ソーチェンが
動かなくなることがあります。クリーニングの前
に、必ずエンジンを停止してください。
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切断中にソーチェンが挟まれてしまったら、エンジ
ンを止めてください。
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狭い場所や換気の悪い場所でエンジンをかけると、
一酸化炭素中毒により死亡する場合があります。
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エンジンの排気ガスは高温で火花を含むこともあ
り、火災発生の原因となります。屋内や可燃物の近
くでは、本製品を始動しないでください。
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本製品を始動するときや、短距離を移動するとき
は、サイドブレーキのようにチェンブレーキを使用
します。本製品は、常にフロントハンドルを持って
運んでください。これにより、自身や周りにいる人
にソーチェンが当たる危険性を低減できます。
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循環器系に障害のある人が振動を長期間受け続ける
と、循環器障害や神経障害を起こすことがありま
す。長時間振動を受け続けたために症状が現れた場
合は、医師の診断を受けてください。症状にはしび
れ、感覚麻痺、ピリピリ感、刺痛、痛み、脱力感、
皮膚の色や状態の変化などがあります。これらの症
状は通常、指や手、手首に現れます。この症状は低
温の環境下でよく起こります。
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