6. 本体を 90 ° 回します。
赤い地墨ポイントビームは十字マークの中心に留まらなければなりません。
7. レーザーラインの上側の交点を天井にケガきます。
8. この作業を、180 ° と 270 ° の角度で繰り返します。
マークした 4 点を基に天井に円を描きます。円の直径 D (単位は mm またはインチ) 、および部屋
の高さ RH (単位は m またはフィート)を測定します。
9. 値 R を計算します。
▶ 値 R は 3 mm 未満でなければなりません (これは
10 m において 3 mm に相当します) 。
▶ 値 R は 1/8" 未満でなければなりません。
5.8.2
レーザービームの整準を点検する
1. 本体を水平面に部屋の一方の壁 (A)から約 20 cm 離して置き、レーザーラインの交点を壁 (A)に照射し
ます。
2. レーザーラインの交点を十字マーク (1)で壁 (A) 、十字マーク (2)で壁 (B)にケガきます。
3. 本体を水平面に部屋の一方の壁 (B)から約 20 cm 離して置き、レーザーラインの交点を壁 (A)の十字
マーク (1)に照射します。
4. 調節式脚部を使用してレーザーラインの交点の高さを調整し、交点が壁 (B)のマーク (2)と一致するよ
うにします。その際は、水準器が中心にあることを確認してください。
5. レーザーラインの交点を改めて壁 (A)に十字マーク (3)でケガきます。
6. 壁(A)の十字マーク (1)と(3)とのずれを測定します (RL = 部屋の長さ) 。
7. 値 R を計算します。
▶ 値 R は 2 mm 未満でなければなりません。
▶ 値 R は 1/8" 未満でなければなりません。
5.8.3
直角度 (水平)を点検する 12,
1. 本体を壁から約 5 m 離して、部屋の中央の基準十字マークの中心に地墨ポイントビームを合わせて設置
します。
2. 4 面の壁に 4 つの交点をすべてケガきます。
3. 本体を 90° 回し、交点の中心が最初の基準ポイント (A)と合っていることを確認します。
4. それぞれの新しい交点をケガき、ずれを測定します (R1、R2、R3、R4 [mm]) 。
5. ずれ R を計算します (RL = 部屋の長さ) 。
▶ 値 R は 3 mm または 1/8" 未満でなければなりま
せん。
5.8.4
鉛直ラインの照射精度を点検する
1. 本体を 2 m の高さに位置決めします (位置 1) 。
2. 本体をオンにします。
3. 本体から 2.5 m 離れた同じ高さ (2 m)の位置に最初のターゲット板 T1 (鉛直)を置いて鉛直レーザー
ビームがターゲット板に当たるようにし、この位置にケガきます。
4. 続いて 2 枚目のターゲット板 T2 を最初のターゲット板の 2 m 下方に置いて鉛直レーザービームがター
ゲット板に当たるようにし、この位置にケガきます。
5. 試験構造部に対して反対側 (鏡像)にあたる位置 2 を、床面上のレーザーラインの本体から 5 m 離れた位
置にケガきます。
6. 続いて本体を今ケガいた床面上の位置 (位置 2)に設置します。
7. レーザービームの位置を調整し、ターゲット板 T1 およびそれにケガいた位置にレーザービームが当たる
ようにします。
8. 新しい位置をターゲット板 T2 にケガきます。
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