3.
LiFePO4 充電池の場合 , 電圧は 3.7V を選んでください。3.8V リチウムイオン充電池の場合、電圧は 4.3V
を選んでください。
4.
設定が終わったら、C ボタンを長押しして設定モードから抜けてください。
充電電流の設定
充電電流を設定するには、以下の手順に従ってください。
1.
バッテリーを入れて充電が始まったら、C ボタンを押して該当スロットを選択し、C ボタンを長押しして
設定モードに入ってください。
2.
設定モードに入ると、画面に「CHG. STATUS」と点滅表示されます。V ボタンを押して充電電流を
100mA ずつふやしていくか、V ボタンを長押しして最大電流に設定します。
3.
設定が終わったら、C ボタンを長押しして設定モードから抜けてください。
ノート : 設定された電流に対して入力電力がたりない場合は、入力電力に応じた電流を自動的に配分します。
QC 充電モード
本器は QC 2.0 に対応しています。QC をサポートする電源やアダプターに接続した場合、画面に「Quick
Charge」と表示され、スロットの最大電流は 3,000mA となります。
バッテリー内部抵抗の自動検出
本器にバッテリーを入れると、内部抵抗を自動的に計測し「CHG. STATUS」に表示します。内部抵抗が
250mΩ 以下の場合は「Good」と表示されます。内部抵抗が 250mΩ 以上だった場合は「Poor」と表示され
ますので、バッテリーを交換してください。
充電容量の計算
充電中は充電容量を自動的に計算して「CHG. STATUS」に表示します。
電池の短絡・逆入れ防止機能
電池が短絡していたり逆向きに入れたりした場合、画面に「EE EE」と点滅表示します。
省エネ機能
3 分以上操作をしないと画面表示が消えます。何か操作をすると再び点灯します。
過放電されたリチウムイオン充電池の再活性化
本器は過放電された保護回路付きリチウムイオン充電池の再活性化が可能です。電池を入れると、充電する前
に再活性化を試みます。電池がダメージを受けていて使えない場合は画面に「EE EE」と表示されます。
過放電された IMR 充電池の復元
過放電された IMR 充電池を入れると画面に「EE EE」と表示されます。その場合、V ボタンを長押しすると復
元モードに入り、その後充電が継続されます。もし復元に何度か失敗する場合は、バッテリーを交換してくだ
さい。
ノート : IMR 充電池の復元を試行しているとき、逆入れ防止機能は一時的に停止されています。発火や破裂の
原因となりますので、電極の向きを必ず正しく入れてください。
過充電保護
本器は各バッテリーの充電時間を個別に測定しています。充電時間が 20 時間を超えた場合、電池の不備によ
る過熱や破裂を防ぐため、充電を自動的に停止し「CHG. STATUS」に「END」と表示されます。
注意事項
1.
本器はリチウムイオン、 IMR, LiFePO4, ニッケル水素 / ニッカド 充電池専用です。電池の発火や破裂、
怪我の原因になりますので、ほかのタイプの充電池には使用しないでください。
2.
充電中に本体が熱くなりますが異常ではありません。
3.
本充電器の安全な使用環境温度は -10-40° C、安全な保管温度は -20-60° C です。
4.
本体に貼ってあるラベルなどをよく読んで正しくお使いください。
5.
本マニュアル記載の電源電圧につないでお使いください。低すぎたり高すぎたりする電圧は故障や発火の
原因となります。
6.
故障や短絡している可能性があるバッテリーは使用しないでください。
7.
本充電器は18歳以上のかたがご使用ください。18歳未満の方は、保護者の管理下のもとご使用くださ
い。
8.
充電中は充電器から目を離さないでください。異常が発生した場合はコンセントを抜いてください。
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