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PETZL Wire Strop Gebrauchsanweisung Seite 15

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JP
本書では、 製品の正しい使用方法を説明しています。 技術や使用
方法については、 いくつかの例のみを掲載しています。
製品の使用に関連する危険については、 警告のマークが付いて
います。 ただし、 製品の使用に関連する危険の全てをここに網羅
することはできません。 最新の情報や、 その他の補足情報等は
Petzl.com で参照できますので、 定期的に確認してください。
警告および注意事項に留意し、 製品を正しく使用する事は、 ユー
ザーの責任です。 本製品の誤った使用は危険を増加させます。
疑問点や不明な点は (株) アルテリア (TEL 04-2968-3733) にご
相談ください。
1.用途
本製品は墜落からの保護を目的として使用する個人保護用具
(PPE) です。
ワイヤースリングです。
人ひとりに対して使用可能な Type B 仮設アンカー (EN
795:2012 type B) です。
CEN/TS 16415 に適合したアンカーです: 2人での使用。
EN 354:2010 に適合したランヤードです。
この製品を吊り上げ作業には使用しないでください。
本製品の限界を超えるような使用をしないでください。 また、 本
来の用途以外での使用はしないでください。
責任
警告
この製品を使用する活動には危険が伴います。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保につい
てその責任を負うこ とと します。
使用する前に必ず:
- 取扱説明書をよく読み、 理解してください
- この製品を正しく使用するための適切な指導を受けてください
- この製品の機能とその限界について理解してください
- この製品を使用する活動に伴う危険について理解してください
これらの注意事項を無視または軽視すると、 重度の傷害や死
につながる場合があります。
この製品は使用方法を熟知していて責任能力のある人、 あるい
はそれらの人から目の届く範囲で直接指導を受けられる人のみ
使用してください。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保について
責任を負い、 またそれによって生じる結果についても責任を負う
こととします。 各自で責任がとれない場合や、 その立場にない場
合、 また取扱説明書の内容を理解できない場合は、 この製品を
使用しないでください。
2.各部の名称
(1) ケーブル、 (2) 外皮、 (3) カラビナアタッチメントホール、 (4) シ
ンブル、 (5) スリーブ、 (6) アタッチメントループ、 (7) スリーブ (ホ
ールプラグ付)
素材: 亜鉛メッキ鋼、 ステンレススチール、 アルミニウム、 ポリウ
レタン
3.点検のポイン ト
器具の状態は、 ユーザーの安全に大きく関係します。
ペツルは、 十分な知識を持つ適任者による詳細点検を、 少なく と
も 12 ヶ月ごとに (国や地域における法規や、 使用状態によって
も変わります) 行うことをお勧めします。 また、 墜落を止めたり製
品を落下させたり した等の異例な状況の後にも行うことをお勧
めします。 警告: 使用頻度によっては、 より頻繁に個人保護用具
(PPE) を点検する必要があります。 Petzl.com で説明されている
方法に従って点検してください。 個人保護用具 (PPE) の点検結果
を点検フォームに記録してください: 種類、 モデル、 製造者の連絡
先、 個別番号、 製造日、 購入日、 初回使用時の日付、 次回点検予定
日、 問題点、 コメント、 点検者の名前および署名。
製品本体に次回点検日を記入することをお勧めします。
毎回、 使用前に
外皮およびケーブルの状態 (変形、 亀裂、 傷、 摩耗、 腐食等がない
こと) を確認してください。 外皮の状態により、 ケーブルの状態が
確認できない場合は、 製品を使用しないでください。 シンブル、
スリーブの状態およびカラビナが適切に取り付けられていること
を確認してください。
使用中の注意点
この製品および併用する器具 (連結している場合は連結部を含
む) に常に注意を払い、 状態を確認してください。 全ての構成器
具が正しくセッ トされていることを確認してください。
4.適合性
この製品がシステムの中のその他の器具と併用できることを確
認してください (併用できる = 相互の機能を妨げない)。
アンカーと併用する器具は、 使用する国における最新の規格に
適合していなければなりません (例: ヨーロッパにおけるコネク
ターの規格 EN 362)。
TECHNICAL NOTICE WIRE STROP
5.設定方法および強度
WIRE STROP は、 シングルの設定 (強度 23 kN)、 構造物に回して
締める設定 (強度 23 kN)、 または構造物に回し掛ける設定 (角度
が 90 度以下で強度 35 kN) で使用可能です。 強度の値は、 認証
試験で使用された構造物と同様の構造物で測定されています。
ワイヤースリングの強度が回し掛けしている構造物の強度を上
回ることはありません。
回して締める方法:
構造物に回して締める際、 最適な強度が得られるようにワイヤー
スリングを整えてください。
状況に適した長さのワイヤースリングを使用しください。 構造
物に回し掛ける際、 角度を 90 度以下に保つ必要があります。 角
度が大きくなる場合は、 より長いワイヤースリングを使用してく
ださい。
ワイヤースリングを傷つける可能性がある構造物の表面の状態
および鋭角に注意してください。
スリーブのホールプラグを取り外さないでください。 意図せず
に強度の無いアタッチメントポイントを作ってしまう危険があ
ります。
6.EN 354 に適合したランヤード
50、 100、 150cm の WIRE STROP のみです。
ケーブルランヤードは墜落のエネルギーを吸収しません。 墜落
の危険を避けるため、 ユーザーとアンカーの間のランヤードを張
った状態に保ってください。
ABSORBICA 等のエネルギーアブソーバーに接続されていない
ランヤードは、 フォールアレスト用には使用できません。 エネル
ギーアブソーバーに接続されたランヤードの全長 (コネクターお
よび末端を含む) が、 2 m を超えてはいけません。
ランヤードが鋭いエッジに接触する危険がある場合は、 作業を
開始する前に適切な予防策を講じてください。
墜落の危険がある場所を避けてください。
本製品はひばり結びでハーネスに取り付けるようにはデザイン
されていません。
エネルギーアブソーバー付ランヤード2本を同時に使用しない
でください。
7.補足情報
本製品は個人保護用具に関する規則 (EU) 2016/425 に適合して
います。 EU 適合宣言書は Petzl.com で確認できます。
- アタッチメントポイントには、 フォールアレストシステム1つの
み接続可能です
- フォールアレストシステムの一部としてアンカーを使用する場
合は、 墜落が止められた時にユーザーにかかる衝撃荷重を 6 kN
以下に抑えるための手段を講じる必要があります
- アンカーにより構造物にかかる最大荷重は、 アンカーを構造物
に回して締める場合で 23 kN、 アンカーを構造物に回し掛ける場
合で 35 kN です
- 荷重がかかるとアンカーが 20mm 伸びることがあります
- 製品を劣化させる原因となる腐食が起こ りやすい環境に注意
してください
- ユーザーは、 この製品の使用中に問題が生じた際にすみやか
に対処できるよう、 レスキュープランとそれに必要となる装備を
あらかじめ用意しておく必要があります
- アンカーまたはアンカー構造物は、 ユーザーの体より上に位置
するのが望ましく 、 EN 795 の要求事項 (最低でも 12 kN の強度)
を満たしていなければなりません
- フォールアレストシステムでは、 墜落した際に地面や障害物に
衝突することがないよう、 毎回使用前に十分なクリアランスがユ
ーザーの下に確保されていることを確認する必要があります
- 墜落距離を短く し、 危険を少なくするため、 アンカーが適切な
位置に設置されていることを確認してください。 墜落時に製品
が損傷するリスクを抑えるため、 アンカーより低い位置で作業し
てください
- フォールアレストシステムで身体のサポートに使用できるのは、
フォールアレストハーネスのみです
- 複数の器具を同時に使用する場合、 1つの器具の安全性が、 別
の器具の使用によって損なわれることがあります
- 警告、 危険: 製品がざらざらした箇所や尖った箇所でこすれな
いように注意してください。 また、 製品が溶けたり、 燃えたり、 切
断したりするおそれのある炎や高温に接触しないよう注意して
ください
- ユーザーは、 高所での活動が行える良好な健康状態にあること
が必要です。 警告: ハーネスを着用して動きの取れない状態のま
ま吊り下げられると、 重度の傷害や死に至る危険があります
- 併用する全ての用具の取扱説明書をよく読み、 理解してくだ
さい
- 取扱説明書は、 製品と一緒にユーザーの手に届かなければな
りません。 また、 取扱説明書は製品が使用される国の言語に訳さ
れていなければなりません
- 製品に記されたマーキングが読めなくならないように注意し
てください
ANSI/ASSE Z359.18 仕様
- WIRE STROP は、 ANSI/ASSE Z359.18 規格の要求事項に応じ
てテストされています。 注意: 本製品がこの規格に適合している
ことは、 アンカー構造物および本製品が接続されるアンカーに
は適用されません。 そのため、 アンカー構造物またはアンカー
には 5000 ポンド (22.2 kN) の強度が求められますが、 適用され
る法令によってはそれより低い強度でも使用可能な場合があり
ます。 その場合、 使用前に十分な知識を持つ人物による確認が
必要です。
用具の点検またはメンテナンスの期日を過ぎた場合、 点検が行
われるまでは用具を使用しないよう、 ラベル等で明示しておく必
要があります。
廃棄基準:
警告: 極めて異例な状況においては、 1回の使用で損傷が生じ、
その後使用不可能になる場合があります (劣悪な使用環境、 海
に近い環境での使用、 鋭利な角との接触、 極端な高 / 低温下で
の使用や保管、 化学薬品との接触等)。
以下のいずれかに該当する製品は以後使用しないでください:
- プラスチック製品または繊維製品で、 製造日から 10 年以上経
過した
- 大きな墜落を止めた、 あるいは非常に大きな荷重がかかった
- 点検において使用不可と判断された。 製品の状態に疑問が
ある
- 完全な使用履歴が分からない
- 該当する規格や法律の変更、 新しい技術の発達、 また他の器
具との併用に適さない等の理由で、 使用には適さないと判断
された
このような製品は、 以後使用されることを避けるため廃棄して
ください。
アイコン:
A.耐用年数 (特に設けていません) - B.マーキング - C.使用温度
- D.使用上の注意 - E.ク リーニング - F.乾燥 - G.保管 / 持ち運び -
H.メンテナンス - I.改造 / 修理 (パーツの交換を除き、 ペツルの施
設外での製品の改造および修理を禁じます) - J.問い合わせ
3年保証
原材料および製造過程における全ての欠陥に対して適用されま
す。 以下の場合は保証の対象外とします: 通常の磨耗や傷、 酸化、
改造や改変、 不適切な保管方法、 メンテナンスの不足、 事故また
は過失による損傷、 不適切または誤った使用方法による故障。
警告のマーク
1.重傷または死につながるおそれがあります。 2.事故や怪我につ
ながる危険性があります。 3.製品の機能や性能に関する重要な
情報です。 4. し てはいけない内容です。
トレーサビリティ とマーキング
a.個人保護用具の規格の要求事項に適合。 EU 型式検定を行った
公認認証機関 - b.この個人保護用具の製造を監査する公認機関
の ID 番号 - c. ト レーサビリティ: データマトリクスコード - d.アン
カーに対しての位置: 墜落距離を抑え、 振られによるリスクを軽
減するために、 アンカーより低い位置で作業してください - e.個
別番号 - f.製造年 - g.製造月 - h.ロッ ト番号 - i.個体識別番号 -
j.規格 - k.取扱説明書をよく読んでください - l.モデル名 - m.人ひ
とりに対して使用 (EN 795) または2人に対して使用 (TS 16415)
できます - n.製造者住所 - o.NFPA 認証機関 - p.構造物への設定
方法に応じた強度- q.長さ
G0015100B (240920)
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