能性があります。
• 充電中は装置を使用しないでください。
7.
設置
Fig. 7.A
プローブコードの電気プラグをユニットの右側パネルのソケットに挿入します。
Fig. 7.B
ファイルクリップとリップフックをプローブコードに接続します。
• プローブコードを正しい向きにソケットに差し込んでください。無理に押し込む必要はありませ
ん。誤った接続は、操作および装置の精度を損なう可能性があります。
8.
機能チェック手順
Fig. 8.A
電源キーを押してDual Pexをオンにします。10分間使用しないと自動的にシャットオフします。
Fig. 8.B
ファイルクリップの金属部分でリップフックに触れて短絡させてみます。
Fig. 8.C
バーグラフがすべて画面に点灯表示され、不連続なビープ音が鳴り、「APEX」ラベルが点滅します。
• システムが記述の通りに作動しない場合は、すべての部品が正しく接続され、損傷していないこと
を確認してください。
9.
ボリューム コントロール
ボリュームキーを数回押して音量を調整します(キーに触れるとアラーム音とビープ音が鳴ります)。
Fig. 9
10. ファイル位置の表示
リップフックを患者の下唇に触れ、ファイルクリップを治療される根管に挿入するファイルに接続します。根尖
部へのファイルの進行が画面に表示されます。
画面上のスケールが根管を表します。緑色の部分は、
Fig. 10.A
マイナー根尖孔または根尖狭窄部(マーカ「1」)とメジャー根尖孔との間の根尖孔に相当します。
根尖オーバーが赤で表示されます。
根尖に向かってのファイルの進行は、スケールに沿って表示されるバーによって示されます。
Fig. 10.B
ファイルが根尖孔の前領域に入ると、バーは白色になります。
緑色のスケールの左側の数字は、メジャー根尖孔に到達するまでのバーの残りの数を示します。
バーは根尖ゾーンでは緑色になります。
Fig. 10.C
マイナーおよびメジャー根尖孔は7つのバーで区分されています。
メジャー根尖孔に達すると「OO」と表示されます。
Fig. 10.D バーが根尖オーバーで赤色になると、早い連続ビープ音が鳴り、「APEX」という文字が点滅します。
開かれた根管、ドレーン根管、口腔液が開かれた空洞に漏出、歯根破折/穿孔またはガッタパーチャ充
填の根管などが、誤った表示を引き起こす可能性があります。
純正付属品のみを使用して、適切な機能と最高のパフォーマンスを確保してください。
• 緑色のバーグラフ数「00」は、マイナー根尖孔ではなく、メジャー根尖孔ですので、必ず作業長を
0.5-1mmだけ短縮することを推奨いたします。
• Dual Pexは測定装置ではありません。これは、ファイルが徐々に根尖に近づいていることを示すた
めの装置です。
110
• 歯肉溝浸出液、唾液および歯肉ポリープは、装置の機能を妨害する可能性があります。したがっ
て、歯を正しく分離することが推奨されます。
• 手術中に患者の体に接触する可能性のある多用途アクセサリ(リップフック/クリップ)は、使用
する前に高温で滅菌する必要があります。
11. Dual Moveモーターと組み合わせて使用
Dual PexがDual Moveに接続されている場合、ファイルのアプローチを制御するための基準点を定義
することができます。
Fig. 11
SETキーを押して、基準点の位置を、バーコード「00」と「06」の間で定義します( マーカ「1」)
。新しいポジションは自動的に保存され、接続されたDual Moveに送られます。
詳細はDual Move使用説明書を参照してください。
12. 装置のテスト
テスターを使用して装置を定期的に点検することを推奨します。
プローブコードをテスターに替えます。
Fig. 12
緑色のバーが現れ、表示されたバー数は「02」と「04」の間でなければなりません。
• 数値が期待通りでない場合は、テスターが正しく接続されていることを確認してください。エラー
が続く場合は、Dual Pexの使用を中止し、アフターサービスにご連絡ください。
13. メンテナンス
13. 1. はじめに
• 保守作業を行う際には、手袋を着用し、交差汚染を避けるために注意深く指示に従ってくだ
さい。
• 清掃、消毒、滅菌については、各国のガイドライン、基準、要件を参照してください。
• 装置とそのコンポーネントは、はじめての使用時には消毒または滅菌されていません。最初
の治療の前に必要な手順に従ってください。
• 適用される洗浄および消毒方法は、各コンポーネントによって異なります。毎日の保守作業
を行うときは、以下の正しい手順に従ってください。
13. 2. 手順
• 以下の手順は、最初の治療の前、およびその後の各治療の後に、ステップ1から 5 まで行っ
てください。
操作
対象の部品
処理
全て
水で付着物や異物を除去し(電
気・電子部品を除く)、すべて
1 洗浄
の部品を拭き取ってください。
警告
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