データの保管と使用方法
ユーザーは、当社のモバイルアプリ、製品、その他のソフトウ
ェアの使用中、フライトテレメトリデータ(速度、高度、バッ
テリー駆動時間、ジンバルとカメラに関する情報等)や操作記
録など、製品の使用と操作に関するデータを DJI に提供する場
合があります。詳細については、DJI のプライバシーポリシー
(dji.com/policy に掲載)を参照してください。
DJI は、この免責事項と安全に関するガイドラインを更新する
権利を留保します。定期的に https://www.dji.com にアクセス
して、最新バージョンを取得してください。この免責事項は複
数の言語でご覧いただけます。言語版によって相違がある場合
には、英語版が優先されます。
使用を開始する前に
機体を安全に操作し、活用していただくため、以下の資料をご
用意しています。
1. 同梱物
2. 免責事項と安全に関するガイドライン
3. クイックスタートガイド
4. ユーザーマニュアル
同梱物の資料に記載される対応部品をすべて確認して、フライ
ト前に免責事項と安全に関するガイドラインをお読みくださ
い。組み立てを完成させ、クイックスタートガイドと公式 DJI
ウェブサイト (https://www.dji.com/flycart-30) のビデオチュ
ートリアルを使用して基本的な操作方法を確認してください。
詳細については、公式 DJI ウェブサイトでユーザーマニュアル
を参照してください。フライト前に、各部の機能、フライトの
必須条件、主な緊急警告機能とシステム、政府所管官庁の規制
をすべて十分に理解しておくようにしてください。本製品の組
み立て、メンテナンス、使用で不明な点や問題がある場合は、
DJI または DJI の正規代理店にお問い合わせください。
各部部品
純正部品と機能部品について
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、
以下の規則を順守してください。
1. DJI の純正部品または DJI が認定する部品のみをご使用く
ださい。非純正の部品や DJI 認定メーカー以外が製造した
部品を使用すると、システムに不具合が発生し、安全性が
損なわれるおそれがあります。
2. 機体や部品内に異物(水、オイル、土、砂など)がないか
確認します。
3. 機体とそのコンポーネントがすべて問題なく作動し、損傷
がなく、十分に機能していることを確認してください。コ
ンポーネントには、送信機、コンパス、推進システム、レ
ーダーモジュール、パラシュートシステムが含まれますが、
これらに限定されません。
送信機
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、
以下の規則を順守してください。
1. 送信機にあるポートは、仕様に厳密に従って使用してくだ
さい。
2. 送信機のディスプレイデバイスがインターネットにアクセ
スできることを確認してください(Wi-Fi または SIM カー
ド経由)。アクセスできない場合、飛行記録を DJI サーバ
ーにアップロードできないため、DJI は保証修理サービス
を提供できない場合があり、発生した損失に対して一切責
任を負うことはできません。
1. 飛行の前には必ず送信機を完全に充電してください。
2. 送信機の電源が入っている状態で、タッチスクリーンがオ
フのときに機体と接続せずに 5 分間操作しないと、アラー
トが鳴ります。さらに 30 秒経過すると、自動的に電源が
オフになります。操作スティックを動かすか送信機の他の
操作をすると、アラートは止まります。
3. 最適な伝送品質を維持できるよう、送信機のアンテナを展
開し、正しい位置に調整してください。
4. 通信と測位で最適なパフォーマンスを発揮するために、送
信機内蔵 RC アンテナと内蔵 GNSS アンテナを遮ったり覆
ったりしないでください。
5. 破損している場合は、DJI サポートに連絡して、送信機を
修理してください。損傷したアンテナは性能を大幅に低下
させます。
6. 交換用送信機は機体にリンクする必要があります。リンク
した後、伝送距離が 300 m に達することを確認してからご
使用ください。リンク方法の詳細については、ユーザーマ
ニュアルを参照してください。
7. 少なくとも 3 か月に 1 回は、送信機の内蔵および外付けバ
ッテリーを完全に充電してから放電してください。
8. 長時間の過放電によるデバイスの損傷を防ぐために、電力
レベルが 0%に低下したら、送信機の内蔵または外付けバ
ッテリーをすぐに充電してください。バッテリーを長期間
保管する場合には、40 〜 60%の電力レベルになるまで放
電してください。
9. 送信機の通気口や吸気口を塞がないでください。塞がって
いる場合、過熱により送信機の性能に影響を及ぼす可能性
があります。
機体本体
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、
以下の規則を順守してください。
1. 機体本体にあるポートは、仕様に厳密に従って使用してく
ださい。
2. 機体本体のポートを短絡させないでください。
3. 機体本体には一部鋭利な部分があるため、機体を組み立て
たり清掃したりする際には注意してください。
4. アームを展開するときは、まず M3 と M4 のアームを展開
してから、次に M1 と M2 のアームを展開してください。
アームを折りたたむときは、まず M1 と M2 のアームを折
りたたんでから、次に M3 と M4 のアームを折りたたみま
す。アームが機体の両側の保管クランプに確実に挿入され
るようにしてください。そうしない場合、アームが破損す
る恐れがあります。
5. RTK 機能を使用する場合は、操縦は無線干渉のない開けた
環境でのみ行ってください。使用時は GNSS アンテナへの
干渉がないようにしてください。
6. 内部と外部の映像伝送アンテナへの干渉がないようにして
ください。
7. 夜間に操作するときは、目を傷つけないように、スポット
ライトを直視しないでください。
8. USB-C ポートを使用しない場合は、必ず防水カバーを取り
付けてください。取り付けない場合、水がポートに入り、
短絡する可能性があります。
フライトバッテリー
構成部品の不具合、深刻な怪我や物的損害を回避するため、以
下の規則を順守してください。
1. DJI 純正のフライトバッテリーのみを使用してください。
2. 機体の電圧は 59.92 V に達することがあります。バッテリ
ーの安全に関するガイドラインをよく読んで、バッテリー
を取り扱う際に注意を払い、ご自身で十分に安全を確保し
てください。
3. 大量の水がバッテリーにかからないようにしてください。
4. シングルバッテリーモードは緊急時のみに使用します。こ
のモードによって、バッテリーの劣化が進む可能性があり
ます。慎重に飛行してください。
コンパス
1. 部品の故障、重大な人身事故、物的損害を避けるため、機
体がまっすぐに飛行できないなど、フライト中に明らかな
ドリフトが発生した場合には、すぐに着陸させてください。
アプリから促された場合、コンパスをキャリブレーションしま
す。コンパスをキャリブレーションするときは以下のルールを
順守してください:
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