E-Mu 1212M PCI Bedienungsanleitung Seite 106

8 - E-MU Sync ドーターカード
E-MU Sync ドーターカードは Word Clock 入出力、SMPTE（LTC）入出力に加えて MIDI タイムコード（MTC）送信用の MIDI 出力を
装備しています。MIDI タイムコードは SMPTE から変換されており、MIDI ケーブル経由で送信されます。
Word Clock は複数のデジタル機器を一定のシステムサンプリング周波数（44.1kHz、48kHz、88.2/96kHz、176.4/192kHz）で同期させ
る際、標準的に使用される方法です。データの破損を防ぐため、デジタル機器は必ずお互いに同期している必要があります。
2 台のオーディオレコーダやオーディオとビデオレコーダなどをロックして 1 台の機器のように使用できるのと同様に、レコーディ
ング機器も SMPTE または MTC を使用して他の機器に同期させることができます。
接続端子
デジタルオーディオシステム
106 - E-MU
Word Clock 入力 : デジタルビデオデッキやデジタルレコーダ、デジタルミキサーな
ど他のデジタル機器から送信される Word Clock（サンプルクロック）を受信します。
Word Clock
Word Clock 出力 : Word Clock（サンプルクロック）を他のデジタルレコーダなどへ
入出力
送信します。他機器から Word Clock を受信している状態でも、内部クロックから生
成している状態でも、Word Clock は常に出力されています。
SMPTE 入力へ入力された SMPTE タイムコード（LTC）は MTC に変換され、さらにこ
の情報はホストコンピューターのシーケンサやオーディオレコーディングアプリ
SMPTE
ケーションへと送られます。コンピューターアプリケーションが " マスター " であれ
入出力
ば、アプリケーションが生成した MTC を SMPTE に変換し、SMPTE 出力から外部の
SMPTE 対応機器へと送信します。
この端子からは MTC が送信されます。MTC のソースには、ホストコンピューターの
MTC 出力
アプリケーションの他、SMPTE 入力が選択できます。